龍谷大学農学部・社会学部と教育研究に関する協定
【大津】 県が進める地域医療構想と地域包括ケアシステムの実現、切れ目のない医療・介護サービスを安定的に提供することを目的に、大津医療圏(大津市)と湖南医療圏(草津市、栗東市、守山市、野洲市)の医療・福祉施設が参画する地域医療連携推進法人「湖南メディカル・コンソーシアム」(二之湯武史・代表理事、草津市矢橋町)がこのほど、龍谷大学農学部・大学院農学研究科と同大社会学部・大学院社会学研究科の両者と教育研究協力に関する包括的連携協定を締結した。
同法人は大津医療圏と湖南医療圏の74施設が集い、2020年4月に発足した。現在34法人115施設が参加。これまで両医療圏を中心に活動してきた。
同大名誉教授で同法人の健康福祉ふれあいセンター長を務める安西将也氏が双方で連携することで教育分野の相互活用と組織レベルでの協力関係を強固なものにすることを提案したことを契機に事務レベルで調整が進められ、今回、各代表者らによる協定締結に結び付いた。
協定締結式は同大瀬田キャンパス(大津市瀬田大江町)で行われた。
今回の協定による具体的な連携・協力事項は(1)教育に関する事項▽同大学生の実習・インターンシップの受け入れ、就職先の確保▽同法人に属する社会人を対象とした高度専門職業人育成・社会人の学びの機会となるリカレント教育の実施。(2)研究に関する事項▽社会福祉学や食品栄養学の領域での共同研究や各種調査の実施。
協定書に署名した同大農学部の竹歳一紀学部長は「管理栄養士を目指す学生らを県内の施設で受け入れてもらうことがよりスムーズになる」と期待を語り、同大社会学部の井上辰樹学部長は「今後、研究のフィールドとして協力関係を強固にし、社会に貢献できる卒業生を輩出していきたい」と述べた。
同法人の二之湯代表理事は「大学は地域の課題に向き合っている。我々も一緒に課題解決に臨み、さらに地域の医療・介護を充実させていきたい」と述べている。






