ローソン近江八幡駅南店 同じ女性が同じ日に2回
【近江八幡】近江八幡署は17日、特殊詐欺被害を未然に防止したとして近江八幡市鷹飼町、ローソン近江八幡駅南店のアルバイト店員、梅谷花奈さん(21)、池田輝遠さん(18)、原ユウヒさん(20)の3人に署長感謝状を、同店長の前川美佳さん(41)に「特殊詐欺等被害防止対策取扱優良店」の認証書を贈った。認証書は館内で3店舗目。
同署によると、8月16日正午ごろ、同市内の女性(77)が来店。対応した梅谷さんは、困ったようすの女性が、メモを見せながら電子マネーの購入方法を尋ねたことから不思議に思い、「何にお使いですか」と声をかけたところ、女性は「携帯電話に3億円が当たったというメールが届き、そのお金を受け取るために電子マネーのコードを送らないといけない」と答えたため、これは詐欺と直感し、前川店長に伝えた。前川店長が警察に連絡し、女性は駆けつけた警察官の説得により、電子マネーを購入することを思いとどまり店を出た。
同日午後6時40分ごろ、同じ女性が再び来店し、勤務を交代した池田さんが接客。女性は「携帯電話に給付金が当選しているというメールが届いており、(そのお金を)受け取るためのお金を払いたい」と話し、携帯電話に届いたメールを見せたことから特殊詐欺を疑い、先輩の原さんに報告、110番通報した。女性は、駆けつけた警察官に再び説得され、被害に逢うことはなかった。
青地靖人署長は「同じ日に2件も防いでいただいたことは、日頃から店舗でしっかり対応していただいていることだと思います。また、店舗で情報を共有されていたこともよかったと思います」と被害防止の適切な対応に感謝した。
1ヶ月前からアルバイトを始めたばかりの梅谷さんは「勤務が10回あるかないかの状況の中で、女性のメールを見た時、あからさまにおかしいなと思いました。被害を防げてよかったです」と話した。また、池田さんと原さんは「店舗のグループLINEで、女性のことは共有していたので、注意喚起していました。高額の支払いは、気付きやすいが、今回は3千円という金額だったので、騙されやすかったのではと思いました。今後も気をつけていきたい」と振り返った。
認証書を贈られた前川店長は「過去にも特殊詐欺と思われる被害を防いだことがありますが、同じ日に同じ人の被害を2回防いだことは初めてです。いただいた認定書は店内に掲げ、今後も特殊詐欺の被害がないように努めていきたい」と話した。







