10月に湖岸緑地で第4回有料化社会実験
【草津】 県は10月12日~14日と19日~20日の期間で草津市志那町の湖岸道路沿いにある都市公園湖岸緑地「志那1(南)」と「志那1(中)」で県管理公園の有料化による影響と課題を把握するための社会実験の4回目を実施する。
都市公園湖岸緑地は県内外から多くの人が利用しているが、駐車場内の場所取りや区画外の駐車、バーベキューなどで発生するごみの投棄など、マナーに反する行為が頻発し、維持管理コストもかさんでいることが課題となっている。
県では、利用者から相応の負担を徴収しながら、施設の利便性と快適性の向上に向け、マナー良く利用してもらうことにつなげることを目的に、昨年から公園有料化の手法や課題を探る社会実験に乗り出した。1回目は昨年4月28日~5月7日に事前予約制で駐車場の有料化・夜間閉鎖、2回目は同年11月24日~26日に時間制で駐車場を有料化、3回目は今年4月27日~5月6日にマナー啓発の強化と満空表示・駐車場カメラのWEB配信を実施した。
各実験では利用者と利用しなかった人を対象に調査が行われ、後日、分析結果が公表されている。これまでの調査結果では「気持ちよく利用できた」、「利用マナー向上のための有料化は仕方ない」と肯定的な意見が挙がった一方、「有料化ありきで実験をしているように感じ、誰もが利用できる公園ではなくなりそう」、「キャンプやバーベキュー以外で利用しにくくなる」といった懸念も挙がっていた。
4回目となる10月の実験は、駐車場(志那1(南)42台、志那1(中)58台)を事前予約制で有料化する。料金は「デイ利用(午前10時~午後6時)」は2000円、「泊利用(午後1時~翌午前11時、午後6時までの入場が必要)」は4000円。支払方法はクレジットカードかApple Pay(アップル・ペイ)による事前支払い(現金不可)、キャンセル料は利用当日に利用料金の100%となる。
また、期間中、仮設トイレや手洗い用水タンクを増設し、分別されたごみは県が回収する。
定例記者会見で4回目の社会実験を紹介した三日月大造知事は「みんなのものなので無料で自由に使えることは原則だが、その公園をより良い状態で保つために様々かかる費用をどのようにみんなで少しずつ分担していくのか、きれいに使い続けていくのにはどうするかは、これからの公園のあり方、ここ以外の公園のあり方を考えることでも重要」とし、「こういったことを有料化実験とセットで呼びかけ、どういった意見があるのかを丁寧に紡ぎながら一つの成果を作っていければ」と述べた。






