びわリハ大 発! 「話す・食べる」ことを支援するスペシャリストの育成をスタート
「口あれば京に上る」の語源は,口さえあれば道を尋ねながら都までたどり着くことができる。口は話すために必要で、食べることも担っています。この「話す・食べる」ことは、私達の人生を豊かにするものです。ご近所さんとの世間話を始め、話すことは人との結びつき、また美味しいもの食べる、食事を共有することは至福な時間のひとつです。「話す・食べる」ことができなかったら…
なぜこのような話をしたのかというと、私は言語聴覚士という仕事をしているからです。言語聴覚士の仕事(のひとつに)は、病気や事故などで「話す、食べる」ことが難しくなった方のリハビリテーションを行います(大人だけでなく乳幼児の言葉や哺乳食などの獲得の遅れも含みます)。また加齢により飲み込む筋肉が弱くなり、のどや口とは関係のない、腰や足の手術をキッカケに誤嚥性肺炎を発症し、食べることが難しくなる場合もあります。
今年度から、言語聴覚士を養成する「びわこリハビリテーション専門職大学 言語聴覚療法学科」が開設(滋賀県初:35都道府県目)され、私は滋賀県に赴任してきました。滋賀県に言語聴覚士の養成校ができたことは非常に良いことです。それは養成校がない都道府県では言語聴覚士の職場が少なく十分な支援が難しいことが多いからです。お子さんの言葉がなかなか出てこずに悩んでいる親御さん、うまく発音ができず話すことに苦手意識がある児童、病気や事故で声や言葉が出なくなり社会から孤立、疎外感を抱いている方、誤嚥性肺炎で食べることが難しくなってしまった人など、「話す・食べる」ことに困っている人達は都道府県に関係なくいらっしゃいます。本学が言語聴覚士の育成を進め、「話す・食べる」ことを支援するスペシャリストが滋賀県内で存分に活躍でき、皆様のお役に立てることを願っています。
本学の発展のため、地域の皆様からのご理解、ご協力のほどをどうぞよろしくお願い致します。
びわこリハビリテーション専門職大学
東近江市八日市東浜町1-5 TEL0748-20-1212






