富士と琵琶湖を結ぶ会 富士宮市と旧交温める
【近江八幡】近江八幡市長命寺町の水ヶ浜で7日、富士山山頂から持ち帰った霊水をびわ湖に注ぐ「お水返し」の神事が行われた。
今年4月から市民有志でつくる「富士と琵琶湖を結ぶ会」の事務局を受け持つ近江八幡青年会議所が8月22日から1泊2日で、一般市民に参加を募った富士登山を行い、山頂の剣ヶ峰でびわ湖の水の献水後に持ち帰った富士山の霊水をびわ湖に放流した。
第68回を迎えた富士登山には、初参加の小西理市長をはじめ19人が挑戦。富士宮市の富士山浅間大社を参拝して登山の安全を祈願した後、午後1時ごろ5合目から登山を開始。午後5時ごろ8合目の山小屋に到着して仮眠。翌23日午前1時ごろ、登山を再開し午前3時ごろに山頂に到着。
日本最高峰富士山剣が峰の碑に持参したびわ湖の水を献水し、びわ湖と富士山が結ぶ交流が続くことを祈願した。
山頂は嵐のような荒天に見舞われ、残念ながらご来光は拝めなかったが、下山時は天候が回復し、美しい下界を眺めことができた。
水が浜の市神神社濱宮で行われたお水返しの神事では、青年会議所の西山亮平理事長(39)らが関係者が登山の無事とびわ湖の水の富士山献水を報告した。
この後、西山理事長が持ち帰った富士山の霊水をびわ湖に注いだ。
西山理事長は「今年から68回続く歴史ある事業を受け継ぎ、無事終えられてホッとしています。初めてのことなのでいろんな困ったことがあったが、富士山登山は大変なことであることが体験を通してわかった。下山後の近江八幡市と夫婦都市の富士宮市の皆さんとの交流は非常に有意義なものでした。今後も歴史あるこの事業を広く人々に知っていただき、市民が誇れる事業にしていきたい」と話した。








