済生会滋賀県病院ドクターカー更新に栗東RCが寄付
【栗東】 栗東市内を中心に様々な立場の人たちが集い、社会貢献事業を展開している栗東ロータリークラブ(塚田耕司会長、事務局・栗東市手原3)がこのほど、社会福祉法人恩賜財団済生会滋賀県病院(同市大橋2)が実施しているドクターカー更新・災害支援車両購入に向けたクラウドファンディングに50万円を寄付した。
同病院は1996年4月に救命救急センターとして指定を受け、県湖南地域の救急医療に取り組んでいる。2011年からは、医師や看護師が病気や事故などの救急現場に赴き、その場で治療を行えるドクターカーを導入、迅速な根本治療につないできた。
現在、同病院では現場で医療活動が行える「救急車型」と医師や看護師を迅速に派遣するための「ラピッドカー型」の2台を所有しているが、救急車型のドクターカーは購入から約10年が経過しようとしており、走行距離も10万キロメートルに近づき、更新の時期を迎えている。
さらに、地震などの災害が発生した際、現状使用しているドクターカーに乗せている医療道具などを災害派遣医療チーム用に切り替えて被災地へ派遣することになり、準備に時間がかかることや同病院のドクターカーが県内地域で行う本来の医療活動を行うことができなくなる期間が生じることも懸念材料となっている。
そのことを踏まえ同病院では、今年6月11日から2000万円を目標金額に設定し、まず新しい救急車型車両の購入に向けたクラウドファンディングを開始。9月9日までを目標としていたが、多くの支援が集まり、8月、目標金額を達成した。続けて被災地での迅速な医療活動の開始と通常のドクターカー業務に支障を無くすことを目的に、災害支援派遣に特化した車両をもう1台購入するためのネクストゴール2000万円を追加設定し、協力を呼びかけている。
一方、同ロータリークラブでは、例会で同病院救命救急センターの越後整センター長を招いた講演会を実施した際、越智センター長から同病院のクラウドファンディングについて紹介があったことを機に、会員個人でも協力をしつつ、クラブ全体としても支援することを決め、今回の寄付につながった。
同病院内で行われた贈呈式で同ロータリークラブの塚田会長から寄付目録を受け取った同病院の三木恒治院長は厚志に対する謝辞を述べ、「ドクターカーの更新により、地域のみなさんの健康奉仕に尽くしていきたい」と述べ、塚田会長は「寄付を是非一助にしていただき、済生会滋賀県病院には今後も湖南エリアの医療のために協力してほしい」と期待を語った。
同病院のクラウドファンディングは8月26日現在で累計約3500万円まで集まっており、9月9日の期日まで引き続き支援を呼びかけている。詳細はWEBサイト「READEYFOR(レディーフォー)」の専用ページ(https://readyfor.jp/projects/saiseikai-shiga)の参照を。






