日牟禮八幡宮で14、15日 松明と大太鼓の饗宴
【近江八幡】春本番の宵空に勇壮な松明が燃え上がる日牟禮八幡宮の八幡まつり(国選択無形民俗文化財)は、14、15日の2日間、同宮前の馬場で繰り広げられる。ことしからコロナ禍以前の通常の日程で行われる。
「松明まつり」とも呼ばれる初日の宵宮は、これまで同宮を氏神とする12郷(地区)が、びわ湖のよしと菜種がらで作った大小(高さ2・5~10メートル)の松明を宮前の馬場に立ち並べて奉納したあと、午後8時、打ち上げ花火を合図に順番に神火が移され、打ち鳴らされる大太鼓の鼓動とともに勇壮に燃えさかる光景は祭りムードをもり立てる。子ども松明は、午後1時から奉火がつけられる。
「太鼓まつり」と呼ばれる翌15日は午前10時からの例祭に続き、午後2時半ごろから各郷の大太鼓が宿入りしたあと、同4時ごろからの渡御により宮前に参集。迫力ある大太鼓の乱打が境内に響きわたる。
同まつりは、西暦275年、近江を行幸した応神天皇が同宮に参詣する際に南津田町の人々がよしの松明で道案内をしたのが始まりと伝えられる近江八幡市を代表する伝統のまつりで、大勢の見物人が予想される。






