東近江市職員が出前授業 給水車で応急給水体験
【東近江】 八日市南小学校(東近江市沖野3丁目)の5年2組の児童28人が12日、防災を学ぶ総合学習で、災害などで断水した際に行われる「応急給水」を体験した。東近江市水道課職員4人が講師を務め、給水車から実際に給水作業を行った。
能登地震では、水道管の被害が大きく、今なお石川県の5市町計約1・7万戸で断水が続いている。同小学校の5年生は3学期の総合学習で防災を学び、2組では防災食を調理、試食。今回は、被災地で断水が続いているのを受け、水の大切さを学ぶことにした。
授業でははじめに、職員が「水道の蛇口をひねると当たり前のように出る水を守るのが私たちの仕事。しかし、大きな地震で地面が動くと水道管が壊れて、当たり前のように出ていた水が出なくなる」と、水を届ける給水車の役割を説明した。
応急給水を受け取る体験では、3トンのタンクを備える給水車から、ビニール製の給水袋(6リットル)に水を受け取った。給水袋は背負えるようリュック型になっており、児童は「手で持つと重いけど、背負うと軽い」と口にしていた。
佐久間飛宇(ひゆう)さんは「災害のとき、被災地の人が水を受け取る方法や、水不足の大変さを知ることができた」。
北崎裕章校長は「災害を他人事でなく、自分事として捉えてほしい。また、断水している地域があることに思いを寄せてほしい」と話していた。








