町中心核整備、給食費無償化へ注力
【竜王】 竜王町はこのほど、2024年度当初予算案を3月定例町議会に上程した。
一般会計は過去最高規模の91億円(前年度比28%増)で、町中心核交流・文教ゾーン整備事業や国スポ開催に向けた取り組み、行政システム標準化などの予算を大きく盛り込んだ。また、子育て世帯への経済的支援として小中学校給食費無償化(町外通学者は町内通学者と同額を助成)を新たにスタートし、「未来へつなぐ次世代への投資予算」をコンセプトに予算編成している。
特別会計は28億5530万円(13%増)、企業会計は16億9114万円(5%減)。
歳入の主な内訳は、柱となる町税31億6502万円(9%減)のうち、ダイハツ工業認証不正問題などの影響を考慮して法人町民税は大幅減の2億7600万円(55%減)と見込み、固定資産税は前年並みの21億300万円(1%増)。
また、地方交付税については、2024年度は2年ぶりに国からの普通交付税不交付団体となる見通し。このほかの歳入は、国庫支出金11億5178万円(77%増)、県支出金6億3198万円(19%増)など。町債は14億3760万円(64%増)を新たに発行し、年度末の町債残高は70億8963万円を見込んでいる。
不足分は繰入金として、財政調整基金9億145万円、減債基金1億円、特目基金6億2152万円を取り崩し、年度末の一般会計基金残高は23億600万円の見通し。
一方の歳出は、「活力あふれるまちづくり」、「安心して暮らせるまちづくり」、「みんなで進めるまちづくり」の3つの基本方針に沿って配分した。なお、主な事業は次の通り。
【活力あふれるまちづくり】▽新・竜王小学校の建設12億6795万円、▽「交流・文教ゾーン」の造成および道路・公園工事など5億954万円、▽魅力ある農業の創生事業補助金650万円、▽耕・畜・工連携によるバイオマス資源の循環567万円、▽まちの魅力発信と定住・移住の促進1547万円。
【安心して暮らせるまちづくり】▽小中学校の給食費無償化4520万円(町外通学者は町内通学者と同額を助成)、▽出産・子育て応援交付金800万円、▽就学前児童誕生祝報償費523万円、▽小中学生および高校生世代の医療費無償化3880万円▽帯状疱疹の予防接種費用助成金170万円、▽国スポ開催に向けた競技施設の設営準備と機運醸成1億2213万円、▽スポーツ拠点施設などの整備3947万円、▽農業用ため池の災害リスク軽減4050万円、▽消防施設の整備と消防装備の充実2592万円、▽交通安全対策の推進588万円。
【みんなで進めるまちづくり】▽住民対応窓口ワンストップサービスとデジタル化の推進2億4819万円。






