友達と再会、当時を懐かしむ 武佐こども園の卒園児たち
【近江八幡】近江八幡市立武佐こども園で2日、タイムカプセルの開封式が行われ、埋設した卒園児たちが当時の思い出を懐かしんだ。
タイムカプセルは、2011年度の卒園児(ぞう組30人)がプール横に埋設したもので、その後12年が経ち、卒園児たちは現在18歳になった。1日に公立高校の卒業式を終え、大学進学や就職など、それぞれが新しく旅立ちするのを前にみんなが再会して、タイムカプセルを掘り起こし、幼かったあのころを思い出そうと保護者会が企画した。
開封式には、卒園児17人、保護者16人、当時の教員3人の合わせて36人が参加。午前10時、リズム室に集まり、タイムカプセルを埋めたプール横の空き地に移動し、交代しながらスコップで土を掘り起こすと、アルミ缶のカプセルが見つかった。
カプセルは、高さ約30センチ、直径約22センチの円筒形で、中にビニールシートに包まれた海苔の空き瓶が入っていた。
卒園児らは、何が出てくるのか、ワクワクしながら海苔の空き瓶に詰められた思い出の品々を1つずつ丁寧に取り出して紹介し、詰め込んだ卒園児に手渡した。
カプセルからは、みんなで遊んだおもちゃや写真、自分に宛てたメッセージや将来の夢などが書かれたカードなどが出てきた。
卒園児たちは「美容師になりたい」や「先生になりたい」などの夢を綴ったカードや園生活のようすを記録した数々の写真を手に歓談して当時を懐かしんだ。出てきた品々は、記念の思い出として各自が持ち帰った。
近江八幡市野田町の小原良太さんは「久しぶりに友達に会えてうれしかったです。当時を思い出してこみ上げるものがありました。私は自分の将来の夢を書いたカードとみんなとの写真が見つかりました。小さい頃を思い出しました」と懐かしんだ。
当時、卒園児の担任教員だった同市宮内町の大平広美さん(62)は「幼かった子どもたちがこんなに大きく、立派になって感激しています。こんな機会を与えていただいて教師冥利につきます。ありがとうございました」と喜びをかみしめていた。







