【大津】 日本労働組合総連合会滋賀県連合会(連合滋賀、大津市松本2)が2日、大津市なぎさ公園(同市島ノ関)で「連合滋賀2024春季生活闘争総決起集会」を開催し、集った関係団体員らが生活改善、格差是正、雇用の安定・確保と創出、政策・制度要求の実現に向けた声をあげた。
連合滋賀では昨年12月から今年4月までを「2024 連合アクション」期間と定め、継続的な賃上げなどの気運醸成に向けた統一的な活動を展開。先月には「春闘開始宣言」を県内各地で実施し、「みんなで賃上げ。ステージを変えよう!」をスローガンに掲げた今年の春闘を本格的にスタートさせた。
今年の春闘については「経済も賃金も物価も安定的に上昇する経済社会へとステージ転換をはかる正念場」と位置づけ、賃上げ分3%以上、定昇相当分(賃金カーブ維持相当分)を含め5%以上の賃上げ、中小企業や有期・短時間・契約などで働く人の賃金引上げに向け、政府が策定した「労務費の転嫁の在り方」についての指針が実効性ある内容となるように働きかけることなどを方針に盛り込んでいる。
総決起集会当日、県内各地から関係団体員ら約3500人が会場に集合。また連合議員団や連合滋賀が支援する立憲民主党、国民民主党各県連所属議員らも出席した。一方、例年の同集会には連合が推薦する県内選出の国会議員が出席してきたが、今年は現職国会議員の出席はなかった。
会場では、白木宏司会長のあいさつに続き、連合滋賀議員団会議会長の田中松太郎県議、立憲民主党滋賀県連代表の今江政彦県議、国民民主党滋賀県連代表の河井昭成県議が激励あいさつを述べ、構成団や中小労組連絡会議、パート・非正規の各代表者らが情勢報告を実施。集会アピールを採択し、ガンバロー三唱で気勢を上げた後、参加者らが会場からJR大津駅方面と県立芸術劇場びわ湖ホール方面の二手に分かれ賃上げや格差是世、ワーク・ライフ・バランス、ジェンダー平等の実現などのシュプレヒコールを上げながらデモ行進を実施した。
集会後、滋賀報知新聞の取材に応じた白木会長は「参加者の春闘への思いが一つにまとまることができた集会になってよかった」と述べ「連合としては構成団体が賃上げを勝ち取れるように援護射撃をしつつ、機運をもっと高めていかなければならない」と意気込んだ。また、国会議員の参加がなかったことについては「本来なら、我々の取り組みを国会の中でしっかり伝えていただきたい。今回は非常に残念だった。これから政局がどうなるかはわからないが、前のような塊ができるよう努力していきたい」と語った。






