自治刻刻 能登を応援します
正月早々能登半島を襲った地震から2カ月が過ぎようとしています。
お亡くなりになった方々に対し哀悼の意を表すとともに、被災者の皆様へのお見舞いと一日も早い復旧、復興を祈念いたします。
発災直後から東近江行政組合消防本部の救助隊を派遣し、市としては、損壊建物の調査や給水車の派遣、避難所支援要員の派遣等間断なく支援を続けており、また、二次避難所として市営住宅への受入れも用意しています。
日本の四大杜氏のひとつである能登の杜氏は古くから東近江市にも往来されており、私たちが美味しい東近江の地酒がいただけるのもこの能登の杜氏さんのおかげかも知れません。
また、輪島は我が国有数の漆器の産地です。一昨年、輪島市からスザーン・ロスさんという英国人が東近江市に来られ、木地師発祥の地を案内しました。彼女は日本の漆工芸の魅力に取りつかれ、漆工芸家になろうと輪島に居を構え自ら漆の木を育て本格的に制作活動をしておられます。今回の地震で彼女は無事でしたが、工房が使えなくなり、今は金沢市に避難されているようです。
磁器をチャイナと言い、漆器のことをジャパンと言いますが、漆器は私たちにとって生活必需品であると同時に、日本が世界に誇るべき文化であり芸術品であるのです。この漆器は、素材としての木地製品があって初めてウルシを塗ることができます。ところが、これまでこの両者の結びつきは希薄でありましたが、現在市で進めている森の文化博物館構想では木の文化の象徴としての両者の協力が必要となるため、この結びつきを進めたいと考えております。このことは、会津木地師と会津漆器、木曽木地師と木曽漆器の関係にもみられることです。
私も輪島市で開催された全国の漆器協同組合の大会で挨拶させていただき、その結びつきへの協力をお願いした経緯があります。
金沢市の近江町市場は近江商人によって始められたことは言うまでもないことで、その関係の深さも含め、可能な限りの継続的な応援をしたいものです。






