谷口 晟士
地域おこし協力隊として近江八幡市へ移住して4年目となる谷口と申します。
昔ながらの風情が残る旧市街地の商店街 “あきんど道商店街” をメインの活動場所として取り組んできました。
街並みも文化的側面からも素晴らしい街に移住してきた初年度、実はものすごく苦労しました。訪れたのが2020年3月、まさに新型コロナウイルスど真ん中でした。近江八幡へは初詣や観光として何度も訪れてはいたのですが、知人はおらず地域へ入っていく関わりしろがとても少なかったのです。
そんな折、コロナ渦での企画を打つべく立ちあがろうとしていた “あきんど道商店街” と出会いました。
余所者である私を受け入れて下さり、一緒にたくさんの企画を行いました。Webサイトを作り、フラッグやQRコードを利用した猫の看板を作り、どうしても高齢化の進む理事会の連絡網がLINEに変わりました。
これらの企画で最も凄いことは、長く商店街を支え続けてきた店主の方々です。他所から来た私のような人間の意見も抵抗なく聞いて下さり、新しいアイデア、ずっと続く良さ、それらを最大限に活かすことが出来るメンバーでした。
活動を行う中で私も一人のプレイヤーとして商店街の一員になりたいと次第に思い、自分自身のプロジェクトを立ち上げました。
「RICH LABEL 832」
これは、活動の中で出会った養蜂家からヒントを得て作った蜂蜜の専門ブランドです。もちろん実店舗はあきんど道商店街で立ち上げました。
地域おこし協力隊として、ある意味外の立場から参加していた商店街。一人の商人として今はより深く関わっています。
協力隊を含むこれまで行ってきた仕事の中で学んだのは、どれだけ素敵な思いや企画でもお金がないと持続しないことです。私は立ち上げたお店で自分のブランドだけではなく、街全体で集客を行うことがまちづくりに大きく貢献することだと信じています。協力隊として、一人の商人として、あきんど道商店街を中心に近江八幡市をどんどん盛り上げて行きたいと思います。






