びわリハ大 発! 「再生医療でも注目度の上がっているリハビリテーション」
びわこリハビリテーション専門職大学は、滋賀県で唯一のリハビリテーション職を養成する大学として2020年4月に開学しました。今年度、1年生から4年生までの学生が揃い、学内は活気に満ちあふれております。そして、現在の理学療法学科と作業療法学科に加えて、来年4月に言語聴覚療法学科が新設されます。これにより、本学はより一層幅の広いリハビリテーションの人材を輩出できるものと考えております。
大学は、教育とともに研究を行う役割を担っています。本学と同じ法人の藍野大学には中央研究施設という立派な研究施設があり、本学の教員もその施設で研究を行っています。私たちのグループは、脊髄損傷の治療法を研究しています。脊髄は背骨の中を通る神経で、一度傷つくと修復は難しいと言われていました。私たちは、もともと身体の中にある骨髄間質細胞や骨髄単核球細胞という細胞を脊髄損傷のモデル動物に移植すると、神経が再生して症状が回復することを見つけました。そして、現在、人での応用に向けて研究を進めているところです。また、脊髄損傷に対する再生医療の研究は世界中で盛んに進められています。京都大学の山中伸弥先生が発見したiPS細胞が有名ですが、皮下脂肪、歯髄(歯の神経組織)、嗅粘膜(鼻の神経がある粘膜)などに存在している細胞にも神経再生を起こす能力があることがわかってきました。そして、この再生医療の研究で今注目されているのがリハビリテーションです。細胞移植とリハビリテーションを組み合わせることで、適切な神経回路が再構築されて、運動機能や感覚が一段と回復するのです。最先端の医療にもリハビリテーションが重要であることがわかり、リハビリテーションの重要性は益々増してきています。
本学は、地域社会で活躍できる人材を育てるとともに、リハビリテーションによる新しい治療法を研究・開発することによっても、社会に貢献していきたいと考えています。
びわこリハビリテーション専門職大学
東近江市北坂町967 TEL0749―46―2311






