11月5日 県立文化産業交流会館でシンポジウム
【米原】 米原市下多良2の県立文化産業交流会館で11月5日午後2時~、シンポジウム「“次世代”と考える地域拠点『劇場・文化ホール』のこれから~芸術・文化を仕事にする?しない?~」が催される。
「文化で滋賀を元気に!」を合言葉に、産官学民で活躍する人たちなどでつくる「文化・経済フォーラム滋賀」(事務局・大津市打出浜)と同会館が主催する。
多くの公共ホールではコロナ禍に大きな打撃を受け、人材が離職して戻らない施設もあるなど、現在も影響が続いている。
「文化・経済フォーラム滋賀」では、コロナ禍の経験を踏まえ、県内の公共ホールのあり方について提言しようと文化政策研究者らと議論を重ねてきた。その中で、公共ホールが長年抱えてきたコスト削減優先による人材不足、施設の老朽化など、課題が顕在化したことが問題の本質として明らかになった。
同シンポジウムでは、芸術文化を学ぶ学生や音楽活動をしながら起業した人、アートマネジメントを学んだ後に演奏家になった人などが思いを語り、新しい世代の発想と行動力を参考に、芸術文化産業の未来から地域の文化拠点としての劇場・ホールを考える。
当日は事例発表者に、クラリネット奏者として活動後に京都府で芸術文化・まちづくり・海外を軸に社会課題を解決するアートプロジェクトなどに取り組む企業「Locatell」を始めた吉田佐和子氏、音楽と社会をつなぐサクソフォン奏者として活動している袴田美帆氏、大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻4年生でフリースクールなどでの音楽活動に取り組む澤田青空氏、文化施設と地域における共存共栄の関係性構築などについて研究している芸術文化観光専門職大学3年生の粒耒楓彩氏の4人の若者が登壇し、それぞれの思いを語る。
また、会場をとりまとめるファシリテーターは芸術音楽堂等連絡協議会事務局長の熊井一記氏が務めるほか、アドバイザーとして帝塚山大学の中川幾郎名誉教授、神戸大学の藤野一夫名誉教授が参加。事例発表後には袴田氏の演奏披露もある。
同会館では「私たちの暮らしの中に芸術文化はどうあってほしいのか、様々な立場から意見を聞く機会にしたい」とし、参加者を募っている。
参加費は無料だが事前に申し込みフォーム(文末二次元コード)か同会館への電話(TEL0749―52―5111)から申し込みが必要。







