自治刻刻 コストコの出店
先日、東近江市はコストコホールセールジャパンと立地連携協定を締結しました。
ここ八日市は、かつて近隣市町から買物・飲食・レジャーなどで訪れる人でにぎわい、まさに商業のまちでありました。ところが、車社会の進展によりその重心が周辺の地域に分散してしまいました。各市町の年間商品販売額が、県内の年間商品販売額に対して相対的にどのような位置にあるかを指数で示す商業中心性指標という数値がありますが、隣接する彦根市や近江八幡市が標準値である1を上回っているのに対し、東近江市は0・83と極めて低い値であることが、このことを裏付けております。
本市では、うるおいとにぎわいのまちづくりを大きな目標として、経済団体との連携を強化して事業所支援を図るほか、東近江市立地適正化計画に基づきホテルや商業施設など企業誘致を積極的に実施してきたところですが、今回のコストコ出店は、これまでの企業進出とはその意味合いにおいて異なる点があります。
それは、多くの市民の皆さまの要望に応えるとともに、本市のみならず周辺市町をはじめ近隣他府県の方々の来市が見込めることとなり、観光物産等の振興、ひいてはかつての賑わいを取り戻すことができるのではないかという点です。
一方、コストコのような大型商業施設の出店には、交通渋滞をはじめとする諸課題も当然予想しておかなければならないことから、これまでの交渉の中で十分な対応をすることを確約してきました。
コロナ禍の影響と、米国の会社との交渉という困難な条件の中で、今回の立地連携協定に至るまで長い時間を要したものですが、紆余曲折しながらも熱意と粘りにより、ここまでたどり着くことができました。来年の夏にはオープンする予定です。
来年度は東近江市制発足20年を迎える本市にとって、知名度向上と市勢の更なる発展の一助になることを期待し、市民の皆さまとともにその日を待ちたいと思います。






