長光寺(近江八幡市長光寺町)
縁起によれば、太子が老蘇の森に来たとき、膳部大郎女が難産で苦しんだ。太子は「あなたは仏法を知らないから苦しむのだ」と告げると、妃は「私が安産するならば共に仏法を崇め寺を建立する」と言い終わらないうちに、金色の光が飛来し、后の口に入り忽ちに皇子が生まれた。喜んだ妃は、武河綱に命じて光の大元を探らせたところ、三十町離れたところに霊石と霊木を発見した。霊木に千手観音像を太子と共に刻み、綱に命じてここに寺院を建立させた。武河が建立したので「武佐寺」と呼ばれ、後に長光寺となった。長光寺の千手観音は安産の守り神として多くの人たちの信仰を集めている。







