高島市 無風の公算も現職余念なく構える
【長浜・高島】 任期満了に伴う県議会議員選挙(31日告示、4月9日投開票)長浜市選挙区では、今回から定数が1減の3に対して、現職と新人の4氏が出馬を表明。昨秋、現職公認を発表した自民2人に対し、非自民の2陣営は現職勇退に伴う新人擁立が難航した影響を懸念する声も。一方、高島市選挙区では、現職2氏が出馬の意向。無投票となる公算大。文中敬称略。(長浜=古澤和也、高島=羽原仁志)
【長浜市(定数3)】
川島隆二 51 自現4
柴田清行 58 自現1
宮本鉄也 52 無新=し推
中山和行 68 共新
(順不同。自=自民、共=共産、無=無所属、し=チームしが。氏名の下の数字は年齢。現職の下の数字は期数)
4期の実績を持つ川島は、まちの活性化を図る北部振興に加えて、教育や経済の向上、働く場の確保などを選挙で掲げる。地元の神照地区など長浜市街地、旧東浅井郡を中心とする地盤を固めるため、3月後半から陣営内で引き締めを強化し、保守系の票の上積みを狙う。決起を兼ねた26日の県政報告には鈴木英敬衆院議員を招き一気に選挙ムードへ。
木之本町木之本に事務所を構える柴田は、地盤の旧伊香郡を中心に活動。ほか地域でも後援会を増やすなど市街地への支援拡大も視野に。県議会後の3月中旬から支援者回りを本格化させ、21日の報告会には300人が集まり選挙戦に弾みをつける。「県と市を真っ直ぐに結ぶ」をスローガンに、インフラ整備や防災などの充実を訴え2期目をめざす。
昨年まで長浜市議だった宮本は、連合滋賀とチームしがの推薦、現職大橋の後継者として県政に挑戦。昨年末から辻立ちやあいさつ回りを増やし、今月5日の演説会には国会議員の徳永や嘉田も駆けつけた。出身の西浅井、事務所がある高月、大票田の長浜市街地を拠点に支援拡大を狙う。経営者の強みを生かした経済成長を柱に声を上げる。
中山は、表明の出遅れによる巻き返しと知名度アップに向けポスター張りやチラシ配布、訪問と全域を奔走する。事務所は湖北町高田。現職杉本の後を引き継ぎ、組織票に加えて38年の教員経験がある旧東浅井郡の票の掘り起こしに汗を流す。25日には教職の知人らによる励ます会も開かれた。学校給食の無償化、国保料の減額、地域医療の拡充を訴える。
【高島市(定数2)】
海東英和 63 自現2
清水鉄次 66 無現4
「下水道料金の県内平準化」や「敦賀市との連携強化も見据えたインフラ整備」などを掲げる海東は、2月に県政レポート全戸配布を実施し、国会議員をゲストに招いた県政報告会を今津サンブリッジホテルで開催、約130人が集まった。今月から平日朝の駅立ちも開始、27日には新旭町旭で事務所を開設した。地域からの支援を密に3選に臨む。
今年度県議会副議長を務めた清水は、昨年10月から市内各地でのあいさつ回りを始め、1万軒以上を訪ねた。これまでの実績でつながった地域住民や高島高校同級生らも厚く支援に動く。「子育て世帯が住みよいまちづくり」など少子化対策や防災対策、医療・福祉の充実など地域からの声を元にした政策を発信。事務所は31日に安曇川町青柳で開設。





