国政刻刻 年のはじめに
新年明けましておめでとうございます。令和5年の新春をご家族お揃いで健やかにお迎えされたこととお慶び申し上げます。昨年を振り返りますと様ざまな出来事がありました。北京冬季オリンピックで日本選手のメダルラッシュに日本中が歓声に沸いた直後に始まったロシアによるウクライナ侵略、21世紀になってもなおこのような悲惨な戦争が起きるのかと暗たんたる思いがしました。そしてこの戦争が原因となり世界のエネルギーや食糧の供給バランスを崩したことで、日本でも燃料や食糧の価格が高騰しました。私たちが享受している豊かな暮らしは、国際的な平和と経済的バランスの上に成立していることを思い知らされました。また、7月には安倍元総理が選挙応援の演説中に銃撃され亡くなるという痛ましい事件もありました。いかなる理由があったとしても暴力で言論を封殺することは決して許されるものではありません。自由闊達(かったつ)な議論ができる環境こそが、日本の民主主義を成熟させることにつながるものと信じています。
さて、今年はいったいどのような年になるのでしょうか。課題は山積しています。まずは引き続き物価高騰対策に取り組むとともに賃金を上昇させ、国民生活の安定を図らなければなりません。次にエネルギー供給不足への対応です。脱炭素の観点からも過度に化石燃料に依存することのない体制を早急に構築してまいります。さらに日本を取り巻く安全保障環境の悪化に対応する防衛力の強化です。必要とする装備の強化はもちろんですが、隊員の確保と処遇改善が求められています。最後に少子化対策です。出生数はついに80万人を割りました。思い切った対策を講じる覚悟です。通常国会は1月下旬から始まります。困難な課題に向き合い着実に結果を出し、素晴らしい一年と実感してもらえるよう努めてまいります。






