【全県】 仮想空間と琵琶湖上でプログラム通り無人船を航行させる新しい大会「E/SASV Games(イー・サースブイ ゲームス)」が来年から本格始動する。滋賀を舞台に、バーチャルとリアルを介して行われる最先端の大会に、広く注目が集まっている。
「E/SASV」とは、エレクトロニック(電動)とソーラーパワーの頭文字に自立型航行船舶(ASV)を組み合わせた言葉。同大会では太陽光を原動力にした無人船を用い、航行の正確さや速さなどを競う。
無人船の大会では、1997年から「琵琶湖クルーレスソーラーボート大会」が開催されていたが、近年は完走するチームがなく、マンネリ化により技術レベルが停滞していたことなどから昨年をもって幕を下ろした。
今年、立命館大学などの学生らが新団体として実行委員会を発足。クルーレスソーラーボート協会や琵琶湖を主とした調査研究・教育支援などに取り組むNPO法人びわ湖トラスト(事務局・大津市浜大津5)などと連携し、来夏に新しいゲーム方式の競技会開催を目指している。
新大会では、仮想空間に忠実に再現した高島市のマキノビーチから長浜市のつづら尾崎沖までの往復約20kmのコースで予選を実施。上位通過したチームは、予選で用いた無人船を製作し、実際の琵琶湖上での決勝戦に挑む。
仮想空間で予選を行うことで、世界中どこからでも参加可能となる。同大会実行委員会では予選参加1000チームを予定している。
このほど、同実行委の学生らが県庁で記者会見を開き、大会をPRした。立命館大学1年生の尾上大地委員長は「大会について多くの人に知ってもらい、子どもたちにも琵琶湖と最先端の技術に関心を持ってもらえるきっかけになれば」と期待している。
同委では活動内容を紹介するホームページ(https://e-sasv-games.official.jp/)やSNSの公式ツイッターなどで随時、情報を発信している。








