沼尻竜典さん、今村翔吾さんらが各賞受賞
【県】 県民の文化の向上発展に対し、顕著な功績や将来が期待される人や団体を県が表彰する「滋賀県文化賞」などの今年度受賞者が決定し、このほど大津市京町4の県公館で贈呈式が催された。
県文化賞等は、1976年から毎年県が実施している取り組みで、多年(おおむね20年)にわたり優秀な作品を発表するなど文化活動において特に優れた業績をあげたことに対する「県文化賞」、多年(おおむね20年)にわたり文化活動の育成、普及などを通じて県民文化の振興に特に顕著な功績をあげたことに対する「県文化功労賞」、多年(おおむね10年)にわたり優秀な作品を発表するなど文化活動において優れた業績をあげ、将来が期待されることに対する「県文化奨励賞」、国内外の水準の高いコンクールや展覧会などで最優秀賞などの成績を収めるか将来を一層期待される活動に対する「県次世代文化賞」が設けられ、今年度を含むこれまで、芸術文化部門、郷土文化部門、学術などにかかわる個人289人、団体68団体が受賞している。
今年度、各賞を受賞したのは次の7人と2団体。
◆県文化賞=沼尻竜典さん(58、東京都、芸術文化(音楽))。
◆県文化功労賞=▽酒井清裕さん(64、野洲市、郷土文化(文化財))▽三役修業塾(32年間活動、長浜市、郷土文化(郷土芸能))▽水口まつり保存振興会(61年間活動、甲賀市、郷土文化(郷土芸能))。
◆県文化奨励賞=▽今村翔吾さん(38、大津市、芸術文化(文芸文学))▽田中哲也さん(51、野洲市、芸術文化(陶芸))▽唐仁原希さん(38、京都府、芸術文化(美術))。
◆県次世代奨励賞=▽落合真子さん(21、東京都、芸術文化(音楽))▽船越亜弥さん(35、近江八幡市、芸術文化(音楽))。
今年度県文化賞を受賞した沼尻さんは、県立芸術劇場びわ湖ホール第2代芸術監督として数多くの公演を成功させ、県の芸術文化振興に大きく貢献した功績などが評価された。受賞に対し沼尻さんは「舞台を作る出演者チームと制作チームを代表して賞をもらったと考えている。これからびわ湖ホールが県の文化の核として変わらずにぎわい、日本のオペラ界の変革を促す増波装置として機能し、世界レベルの舞台をつくる場所としてさらに発展していくことは間違いない」とするコメントを出した。
贈呈式で受賞者らに表彰の盾と記念品を贈った三日月大造知事は「文化や芸術を生み出す滋賀県の素地や風土を大事にしていきたい。みなさんの更なる活躍を祈念する」と述べ、受賞者を祝福した。








