受賞者が三日月知事に成果報告
【全県】 先月6日~10日にかけ、鹿児島県内で開催された「第12回全国和牛能力共進会」(公益社団法人全国和牛登録協会主催)で、県から出品された牛3頭が優等賞を受賞するなど、好成績を収めた。このほど、同大会受賞者や近江牛振興に取り組んでいる団体の代表などが県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、大会での成果を報告した。
同共進会は全国の銘柄牛を一堂に集め、種牛の部と肉牛の部の2部門で改良の成果や優秀性を審査する大会で、5年に一度開催されることから“和牛のオリンピック”とも称される。今回は全国41道府県から種牛272頭、肉牛166頭が出品された。
県からは、2010年10月1日以降生まれの父牛で自県産去勢牛を肥育する個人が育てた牛の枝肉を対象とした「肉牛の部第8区」で全58頭中、近江八幡市の亀井利次さんが優等賞11席、同市の高井和紀さんが優等賞22席を受賞。また、日本学校農業クラブ連盟・各都道府県連盟に加盟する高校・農業大学校で生産・飼育された繁殖雌牛を対象に行われた「種牛の部特別区」で全24頭中、長浜市の県立長浜農業高等学校が優等賞16席に選ばれた。さらに、同大会付帯行事の和牛審査競技会高校生の部で同高の山崎歩莉さんが優秀賞、全共功労者表彰で東近江市の田井中牧場がそれぞれ受賞した。
今回、受賞者の亀井さん、高井さん、田井中牧場の田井中亮太さん、同高の山崎さん、清水咲良さん、鈴木愛依さん、「おうみ」和牛繁殖協議会の山形満会長らが知事室を訪れ、大会の様子や受賞の感想などを三日月知事に報告した。
亀井さんは「県代表として成績を残せた」、高井さんは「県からも高校生が出場し、将来的な面でも今大会はよかった」、田井中さんは「両親が育てた近江牛が来場者においしいと言ってもらえてうれしかった。自分もそんな牛を育てていきたいと改めて思った」と述べ、長浜農高を代表した山崎さんは「後輩たちに自分たちの経験を伝え、次回大会へ全力でサポートしたい」と述べた。
報告を聞いた三日月知事は「素晴らしい成果を上げられ、誇りに思う」と受賞を喜び、「次回大会では『近江牛ここにあり』と発信できるよう、県を挙げて応援していきたい。生産体制の強化もしたいので、一緒にやっていきましょう」と呼びかけていた。








