自治刻刻 子どもは国の宝
残念なことですが、最近、乳幼児が犠牲になる事件や事故が全国で立て続けに発生しています。
静岡県の認定こども園で、通園バスの中に放置された3歳園児が熱中症で死亡するという痛ましい事故が起こりました。また、大阪では赤ちゃんをベビーベッドに入れ、動物園の檻のように上部に蓋までして、保護者は自分たちが遊ぶために赤ちゃんを置き去りにして熱中症で死亡させてしまう事件など、保護者としての責任を完全に放棄した、子どもにとっては残酷な許し難い事件が続発しているのです。
静岡県の事案では、こども園の理事長らが記者会見をしたものの、スクールバスの運転手が休んだためやむなくこの園長を兼ねる理事長が運転して、慣れていなかったから確認しなかったとか、マニュアルになかったから確認しなかったなど、当事者意識が完全に欠如した無責任な発言に終始していました。
子ども、特に乳幼児には自助能力がないため、大人が全責任をもってその命を守らなければならないのです。どんな立派なマニュアルがあっても、その現場において子どもの安全確保が何よりも最優先であるという自覚が必要なのです。
現在、国ではこども家庭庁の設置が検討されていますが、いかに組織や制度が確立できたとしても、子どもの安全が担保できるものではありません。個人であろうと保育に携わる職業に従事する者であろうと、一人一人がこの自覚をもたなければ子どもを安全に育てることはできません。
子どもがこの世に生まれたことを喜び、祝い大人が責任をもって大切に育てていきましょう。
子どもはこの国の未来を託すべき宝なのです。






