県平和祈念館
【東近江】 今年も終戦の日「8月15日」が巡ってくる。県平和祈念館(東近江市)は「戦後77年 未来へとつづく平和の燈(ともしび)」と題して、8月13日から16日までの4日間、平和祈念ウィーク2022を開催する。無料。
この中で16日午後1時半からの映画上映会は、佐古忠彦監督の記録映画「生きろ 島田叡(あきら)―戦中最後の沖縄県知事」が上映される。
来月13~16日開催、事前予約受け付け中
記録映画「生きろ 島田叡」上映など
この作品は、沖縄戦直前、米軍上陸必至の死地であることを悟って県知事として敢然と赴任、60万県民の命を委ねられた一人の内務官僚、島田叡の人物像を、語りと数々の証言によって浮き彫りにする。語りは、山根基世、津嘉山正種、佐々木蔵之介。
戦中最後の沖縄県知事、島田叡が沖縄の地を踏んだ1945年1月31日、すでに那覇は前年10月の大空襲で壊滅的な打撃を受け、行政は麻痺状態に陥っていた。
島田は知事就任と同時に、大規模な疎開促進、食料不足を解消するため台湾からのコメ確保などに奔走し、米軍上陸後は壕を移動しながら行政を執り続けた。
だが、戦況の悪化に伴い、県民が戦闘に巻き込まれ、日々多くの命が失われる極限状態の中、理不尽極まりない軍部の要求と行政官としての住民第一主義の信念の板挟みになって苦渋の判断を迫られる―――。
なお、このほかの期間中のイベントは次の通り。各イベントは事前予約制。各回40人。申し込みは同館(TEL0749―46―0300)へ。
【講座等】15日正午=館長平和メッセージ、▽同日午後1時半=平和学習講座「平和祈念館―過去・現在・未来―」。端信行・初代館長が県平和祈念館の10年を回顧して自身の歩んだ館長や研究者の歴史を振り返る。
【ボランティアグループ発表会】16日午前10時~=手紙等解読グループは、昭和20年に神風特攻隊として戦死した大津市出身の碓本守さん(うすもと・まもる)と遺族の思いを、交わされた書簡を通して紹介する。また、演劇グループは「君思う心胸に抱いて」で、八日市飛行場で出会った男女の悲劇を演じる。
【ミニコンサート】15日午後12時20分、八日市児童合唱「スマッシュ」ミニコンサート。
【映画再上映会】13日午前10時、「東京物語」、▽同日午後1時半、「グリーンブック」、▽14日午前10時、「ソローキンの見た桜」、▽同日午後1時半、「アンネ・フランクを忘れない」、▽15日午前10時、「北緯°15のデュオ」。








