立憲民主党の泉健太代表を単独インタビュー
【全県】 任期満了に伴う今夏の参議院議員選挙に向け、9日、党が推薦している予定候補者の応援と党勢拡大のために来県した立憲民主党の泉健太代表が本紙の単独インタビューに応じ、選挙戦での争点や意気込み、滋賀県選挙区の位置づけを語った。(羽原仁志)
経済対策、安全保障などが争点に
候補者一本化に向けた調整を進める
――参院選の争点は。
泉 物価高が叫ばれている今、政府が発表した予備費のみの経済対策は本当に国民生活が疲弊している状況に則しているのか、引き続き我々は争点にしていかなければならない。また、今後の安全保障の強化は考えねばならないが、自民党からこれまでの日本の役割からすると道徳をはずれるような核共有などの話が出てきていることについては、ちゃんと落ち着いた安全保障政策にしていくべきだ。
――党の重点政策の一つは。
泉 (岸田政権は)“新しい資本主義”と掲げたものの、その中身の具体策は全く不明だ。立憲民主党ではこれからの社会に対し分配を強化するのはもちろん、環境問題や気候危機にしっかり向き合い、その点で日本が世界をリードする一つの市場にしていく取り組みをより強めていきたい。
――参院選での滋賀県選挙区の位置付けは。
泉 国民民主党との協議の中で、非常にいい形で候補者擁立が進んだ。(推薦している)田島一成氏は、即戦力として国会や県の課題に向き合える人だ。立憲民主党としても、重点的に応援する。ぜひ与党の対抗馬として県民に認知をしていただきたい。
――野党間の候補者一本化はどうする。
泉 滋賀県は野党間で調整した候補者が議席を獲得してきた経緯も踏まえ、一本化に向けた協議を中央でも始めており、滋賀県で作られてきた勝てるあり方を党本部としても応援していく方針だ。支援団体の連合は政党間の候補者調整については口を出さないという姿勢で合意がある。必ずしも各政党が一堂に会して協議をすることだけが前提となるわけではなく、立憲民主党では様々に各政党とやり取りし、候補者調整を進めていく。
――田島氏は特に県南部での知名度が低いのではという指摘もあるが。
泉 滋賀県の均衡ある発展や人口が少ない地域の魅力を伝えることなど、県北部を中心に活動してきた田島氏が参議院で果たせる役割は大きい。県全体の発展に向け、国民民主党と共に組織的な応援を図っていきたい。
――選挙戦に向けた意気込みを。
泉 与党一強だとこの国は変化の機会を逃す。今こそ野党の力を集めて新しい政治を創っていかなければならない。滋賀県は絶対に議席を確保したい選挙区だ。党として、これからの環境問題や人口減少などの課題に対し、今までの自民党政治ではなし得なかった“衰退を防ぐ”という取り組みにチャレンジしたい。








