7月31日~8月8日 県立文化産業交流会館で
【米原】 かつて長浜市内に実在した芝居小屋「長栄座」を特設舞台として再現する県立文化産業交流会館(米原市下多良)主催の催し「芝居小屋 長栄座」が7月31日~8月8日、装いを一新した「夏のフェスティバル」として上演される。
「長栄座」は、今年で10周年となるのを機に、夏のイベントとしてリニューアルする。期間中、メインとなる舞台公演「長栄座伝承会 むすひ~東西を結び、刻(とき)を結び、乾坤(あめつち)を結ぶ~」の上演の他、子どもから大人までが楽しめる企画を予定している。
「むすひ」は、7月31日、8月1日の2日間、各3部構成で上演される。第1部は「邦楽アラカルト 湖国神在祭~むすひの芸能撰~」と題し、能、邦楽器演奏、新作地歌、ハワイアン・フラ、小唄、筝とシタールの共演、落語など多彩な演目を楽しめる。第2部と第3部は各3年計画で作品を完成させる新しい試みで、第2部は米原を起点に地域の名所などを織り交ぜながら駅名を読み込んだ「旅うた」を箏弾き歌いと児童合唱で紹介する「駅名連歌 まいばらはつ~琵琶湖線各駅停車京都ゆき~」、第3部は能と筝曲、コンテンポラリーダンスのコラボレーションで表現する新作「響鳴~日本三大弁財天と宇賀神将十五王子~其の一 相模江ノ島 妙音弁財天と五王子」を上演する。
また関連企画として、▽7月18日、これまでの「長栄座」の名場面を振り返るアーカイブ上映会▽7月31日、8月1日の両日、同会館ロビーで「近江のあたらしい伝統産業展」▽8月4日、落語・筝曲・日本舞踊を親子で体験できる「親子で楽しむ日本の伝統芸能2021」▽8月8日、びわ湖ホール声楽アンサンブルの「美しい日本の歌 米原公演」が行われる。さらに、浴衣を着て来場すると「長栄座」10周年記念品がプレゼントされる。
このほど関係者らが同会館で行った記者会見で「むすひ」を構成・演出する中村豊さんは「様々な芸術や各地域をつなぎ、新しいものを生み出す舞台になれば」と期待を語り、「長栄座」を長年プロデュースしている京都市立芸術大学の久保田敏子名誉教授は「向こう3年を見据えた盛り沢山な舞台を楽しんでほしい」と述べた。
「むすひ」のチケットは両日とも一般3000円、25歳未満2000円。6歳以下入場不可。全席指定。びわ湖ホール声楽アンサンブル公演は一般2000円、25歳未満1000円、6歳未満入場不可。ともに同会館やびわ湖ホール、ローソンチケットなど各プレイガイドで販売中。その他の関連企画は無料で、一部、整理券が必要となる。詳細は同会館ホームページ内長栄座特設ページ(https://www.s-bunsan.jp/choeiza)を参照すること。問い合わせは同会館(TEL0749―52―5111)へ。







