事前告知サイトでリニューアル前の取り組み紹介
【県】 長期休館中の県立近代美術館(大津市瀬田南大萱町)の再開館日がこのほど6月27日と決まった。同美術館では、今月2日から事前告知サイト(https://www.shigamuseum.jp/)を立ち上げるなど、リニューアルに向けたプロジェクトを進めている。
同美術館は1984年、大津市の文化ゾーンに開館。日本画家・小倉遊亀や染色家・志村ふくみの作品コレクションのほか、戦後アメリカの近代美術作品、アール・ブリュット作品の収集など、特色ある取り組みで来館者に親しまれてきたが、2017年以降、建物の老朽化などを理由に休館している。
リニューアルにあたり、同美術館は大がかりな改修を予定していたが、同年、建築工事が入札不落となり、翌18年に三日月大造知事が「新生美術館については一旦、立ち止まる」と表明、それ以降、県は改めて県立美術館の在り方について検討を行ってきた。
今年1月、県は再開館の日程を決定、新しい館長として保坂健二朗氏が着任した。
同サイトによると、リニューアルのコンセプトは「かわる かかわる ミュージアム」とし、ゆっくりと美術館で過ごす時間を楽しめるようなデザインで、「美術館と来館者とのコミュニケーションが動き出すような場」になっていくと紹介している。
定例記者会見でリニューアルに向けた取り組みを紹介した三日月知事は「美術館が再起動に向けて本格的に稼働を始めた。今後の展開に期待したい」と述べている。
さらに県では、15日から開かれる今年度県議会2月定例会議で美術館の名称を「県立美術館」へ変更する議案提出を予定しており、「『美の滋賀』の多様性をより深く感じられる場所を目指す」としている。
同美術館では3月1日午後7時~、同サイト上でリニューアルプロジェクトに関わる保坂館長、設計事務所代表、グラフィックデザイン担当企業代表によるオンライントークイベントを催す。また、リニューアル直前の様子や、新しく生まれ変わっていく歩みを想起させる美術館の姿を、画像投稿SNSインスタグラムの同美術館公式アカウント(https://www.instagram.com/shigamuseum/)で発信していく。







