三日月知事が仕事始めのあいさつ
【県】 4日、県の仕事始めにあたり、三日月大造知事が県庁で年始のあいさつを行い、「今年は、引き続きコロナ対策をしっかりしながら、未来につながる一歩を踏み出す年にしよう」と職員らに呼びかけた。
例年、知事による年始のあいさつは職員らが一堂に会して実施されてきたが、今年は新型コロナウイルス感染症対策として、知事が職員向けにメッセージ動画を配信した。
三日月知事はメッセージの中で「『本当の意味での健康しが』を作るために、今年は(1)『人の未来につながる一歩』(2)『社会の未来につながる一歩』(3)『自然の未来につながる一歩』の3点を柱に県政を進めていく」と述べた。
具体的な取り組みとして、(1)では「こころの健康」へのケアを重視し、失業なき労働移動、自殺対策、高齢者の慢性疾患や認知症などへの対策をしっかりする。
(2)では、次の世代とともに次の世代を考える場として「共に作る県政(ともつく県政)」の創設を目指す。
(3)では、琵琶湖発「グリーンリカバリー(注1)」への挑戦として、▽森林整備により見込めるCO2吸収量の増加分を販売し、購入した企業などがCO2排出量の余剰分と相殺させることで、結果的にCO2排出量を実質ゼロにしていく「びわ湖カーボンクレジット」事業の本格始動▽今年の「びわ湖の日」40周年に向け、琵琶湖版SDGs(注2)ともいえる目標「MLGs(マザー・レイク・ゴールズ)」を多くの人と作っていくこと▽県庁での押印書類を見直すなど、脱炭素社会に向けた「DX(デジタル・トランスフォーメーション・注3)」を加速していくこと▽県庁の使用電力を100%再生可能電力(RE)化するため、まず、来年度は本庁舎の電力の半分をRE化するよう努める、などを挙げている。
(注1)「グリーンリカバリー」とは、新型コロナウイルス感染症の影響から社会経済を復興させるにあたり、環境問題への対応も併せて取り組んでいく考え方。
(注2)「SDGs」とは、国連が定めている「2030年までに目指すべき持続可能な開発目標」のこと。
(注3)「DX」とは、経産省が推進する「情報技術などの活用を通じ、ビジネスモデルや組織を変革する」こと。







