与野党1対1の対決構図
【全県】 今秋の衆議院議員の任期満了(10月21日)までに公示される解散・総選挙に向けて、県内4小選挙区では、現時点で計8人が立候補の準備を進めており、与野党で1対1の構図となっている。
1区
自現 大岡敏孝氏
国新 斎藤アレックス氏
1区(大津市、高島市)は、自民現職(3期)の大岡敏孝氏(48)と国民民主新人の斎藤アレックス氏(35)が立候補を予定。
大岡氏は衆院選では、元総務大臣の川端達夫氏、元知事の嘉田由紀子氏(現参院議員)に挑み連破してきたが、今回は「現職として受けて立つ選挙」だけに真価が問われる。
先月28日、国民は県総支部連合会の結成大会を開き、県連代表に1区総支部長の斎藤氏を選び、出遅れていた態勢が整った。立憲民主、国民、共産、社民の野党共闘実現が生命線だ。
2区
自現 上野賢一郎氏
立元 田島一成氏
2区(彦根市、長浜市、米原市、東近江市の旧愛東・湖東町、愛知郡、犬上郡)は、自民現職(4期)の上野賢一郎氏(55)と、元衆議院議員(4期)で立憲民主党の田島一成氏(58)の構図で、与党と野党共闘の対決が予想される。
同区の過去3回全ての選挙で田島氏に競り勝ってきた上野氏は、これまで取り組んできた実績と結果を掲げ、解散選挙がささやかれ始めた昨年秋以降は、地道に地元事業所や支援者のあいさつに回っている。
対する田島氏は、連合の推薦や市民の会などの支援を受け、野党統一候補として戦う姿勢。辻立ちや各支援団体の集会に汗を流す。さらに支援を受ける参議院議員の嘉田由紀子氏との2連ポスターを増やし、来る選挙に備える。
3区
自現 武村展英氏
共新 佐藤耕平氏
3区(草津市、守山市、栗東市、野洲市)は、自民現職(3期)の武村展英氏(48)と共産新人の佐藤耕平氏(38)が4市を奔走する。
武村氏は昨年から日々の党の活動を強化、自身も勉強会などに積極的に参加している。「衆議院議員は常在戦場」と述べ、今年も県連代表として各種集いに足を運ぶほか、各地域で要望や課題を聞く予定だ。
一方、佐藤氏は、3区での選挙戦が初めてとなることから、早い段階から党県委員会や市民グループと連動し、国政への疑問や不安などを聞いてきた。さらに、他の野党と共闘を視野に入れた政策協議も進めている。
4区
自現 小寺裕雄氏
立新 徳永久志氏
4区(旧愛東・湖東町除く東近江市、近江八幡市、甲賀市、湖南市、日野町、竜王町)は、再選を目指す自民現職(1期)の小寺裕雄氏(60)と、元参院議員(1期)で立憲民主新人の徳永久志氏(57)が激突する。
小寺氏は昨夏から支持者へのあいさつ回りとミニ集会を重ねてきた。昨年11月から、地元東近江市などで人数を絞って国政報告会を開いており、各自治体との連携をアピール。掲げるのは農業政策やインフラ整備など。
徳永氏は、非自民系との野党共闘を重視し、後押しする市民団体の集会や街頭演説で積極的に立つ。昨年12月には連合第4地域協議会との合同選対を設置し、選挙戦を見すえて労組から支援を受ける体制を整備した。
(石川政実、古澤和也、羽原仁志、高山周治)














