農林水産省が調査結果発表
【全県】 農林水産省近畿農政局がこのほど公表した「令和2年産水稲の収穫量(近畿)」の調査結果のうち、滋賀県の作況指数は「やや不良」となった。
同調査は、作物統計調査の作付面積調査と収穫量調査として実施したもので、水稲の作付面積、作柄状況・収穫量などを明らかにすることにより、生産対策、需給見通しの策定、経営安定対策、技術指導などの農政推進のための資料とすることを目的としている。
同調査結果の概要によると、県内の子実用の作付面積は3万1100ヘクタールで、このうち主食用は2万9700ヘクタールとなった。
作柄概況については、全もみ数では、穂数が日照不足の影響により平年を下回ったことなどから、湖南・湖北ともに「やや少ない」となり、県全体も「やや少ない」となった。
登熟は、8月以降の高温・多照傾向で経過したこと、もみ数の減少による補償作用などにより、湖南が「やや良」、湖北が「平年並み」となり、県全体では「平年並み」となった。
被害は、7月の日照不足の影響で新芽が伸びて株分かれする分げつの抑制が見られた。また、いもち病、紋枯病、トビイロウンカによる坪枯れ、倒伏などが散見された。
以上のことから、10アール当たりの収穫量は509キログラム(前年産並み)となり、農家などが使用している目幅ベース(1・90ミリメートル)の作況指数は98(やや不良)となった。
子実用の収穫量は15万8300トン(前年産比3100トン減少)で、このうち、主食用の収穫量は15万1200トンとなった。
近畿地方全体の概要としては、子実用の作付面積は10万1300ヘクタールで、対前年産比マイナス1300ヘクタールとなった。また、このうち主食用作付面積は9万7700ヘクタールとなった。
近畿の10アール当たりの収量は490キログラムで、対前年産比13キログラム減となった。また、ふるい目幅ベースの作況指数は96(やや不良)となった。
この結果、子実用の収穫量は49万6000トンで対前年産比2万400トンの減少となった。このうち主食用の収穫量は47万8000トンとなった。
さらに玄米の品位の状況は、整粒の割合が63・6%と前年産に比べ2・5ポイント低くなっている。
同調査結果は近畿農政局のホームページ(https://www.maff.go.jp/kinki/)からも閲覧することができる。






