立憲民主党の蓮舫代表代行を単独インタビュー
【全県】 立憲民主党の蓮舫代表代行は5日、次期解散総選挙に向けて来県し、本紙の単独インタビューに応じた。選挙戦を見すえた争点づくりや野党共闘の取り組み、県内各選挙区の展望を語った。 (高山周治)
■解散の時期■
この中で蓮舫代表代行は、衆議院解散の見通しについて「春か秋。とくに東京オリ・パラ後の秋ではないか。または、オリ・パラ開催の可能性がわからないので、それ(中止)によっては夏だと思う」と語った。
■総選挙の争点■
争点については、「明確なのは、どうやってカーボンニュートラル(温室効果ガス排出の実質ゼロ)を実現するか。脱炭素社会の手段として(立憲民主がめざす)脱原発か、それとも(自民の)原発ありきかが大きな争点になる」と述べた。
コロナ対策に関しては、「GoTo事業で(感染防止と経済対策の二兎を追う)ブレーキとアクセルの両方を踏むのでなく、一旦ブレーキを踏んで、アクセルの準備をすべきだ」と、政府・与党を厳しく批判した。
「政治とカネ」の問題は、安倍晋三前総理の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補填(ほてん)していた問題に触れ、「安倍前総理は国会で説明責任を果たすべきだ」と強く主張した。
野党共闘で議席奪回、嘉田氏が象徴的
コロナ対策と「政治とカネ」で攻勢
■野党共闘■
自民の1強多弱を打破するため野党候補を一本化する共闘は、「昨夏の参院選・滋賀選挙区で、野党統一候補の嘉田由紀子氏(元滋賀県知事)が、自民現職を破ったのは象徴的。与野党が1対1で対決する構図になれば勝てる県だ」と、自信をみせた。
■各選挙区の展望■
同党は、公認候補として衆院滋賀2区に元衆院議員の田島一成氏、4区に元参院議員の徳永久志氏を立てている。
うち2区の田島氏は前回総選挙で、自民現職に票差を開けられた。これについて蓮舫代表代行は、「当時の異常事態を無視できない。野党第一党の旧民進党の分裂劇の期待と失望の中で、有権者が投票を忌避(きひ)した傾向もあった。だからこそ、そこはむしろ伸びしろがある」と述べた。
4区の徳永氏については、「前回票をみて、野党候補を一本化すれば自民現職に勝てる票が出ており、2区と同じような伸びしろがある」と期待した。
一方で同党は、1区と3区に公認候補を立てておらず、野党候補として1区は国民民主新人、3区は共産新人が準備を進める。
これについては「1区は(立憲民主は)国民民主とすみ分けができている」とし、「3区は地元事情があるので、もう少し見極めないといけない。滋賀県連で地元事情を勘案して議論してほしい」と述べるにとどまった。







