全国の主な書店などで販売中
文藝春秋(東京都)から19日、県出身の直木賞作家・姫野カオルコ氏の新作小説「青春とは、」が発売された。
姫野カオルコ氏は、1990年にスラプスティック・コメディ「ひと呼んでミツコ」(講談社)で単行本デビュー。「受難」(1997年、文藝春秋)や「ツ、イ、ラ、ク」(2003年、角川書店)など著書多数。2014年に「昭和の犬」(幻冬舎)で直木賞、2019年に「彼女は頭が悪いから」(文藝春秋)で柴田錬三郎賞を受賞している。
新作小説「青春とは、」は著者と同じ1958年生まれの県出身女性が主人公で、コロナ禍のなか部屋を掃除して見つけた一冊の本と高校時代の生徒名簿をきっかけに、青春時代を回想する物語になっている。
スマートフォンがない時代、夜に家を抜け出し公衆電話をかける、家族の反対で県外進学を当たり前のように諦める先輩女性、平和堂のフードコートで食べる、たこ焼きとうどん……など、昭和50年代の滋賀県の高校生活を筆者ならではの書き味で丹念に描写した一冊。
四六判、256ページ。定価1500円(税別)。全国の主な書店などで販売中。







