初「アートマスター」に3人認定
【県】 第50回滋賀県芸術文化祭の主催行事である「第74回滋賀県美術展覧会(県展)」の審査がこのほど行われ、各ジャンルの入賞入選が発表された。今年度は、県で創設以来初となる「アートマスター」の認定も行われた。
同展覧会は、創作活動をする県民の日頃の成果の発表の場であり、芸術文化を楽しむ県民が県内の優れた作品を鑑賞できる機会として毎年開催されている。
県によると、今年度県展への総出品数は421点だった。そのうち平面部門から122点、立体部門から19点、工芸部門から42点、書部門から121点の総数304点が入選入賞となった。内訳は、知事賞に各部門から1点ずつ計4点、金賞も同じく計4点、特選に計26点、佳作に計19点、入選に計251点となっている。さらに県芸術祭が50回目となったのを記念し、今年度限定の賞として各部門知事賞の中から「滋賀県芸術文化祭50回記念賞」1点も選ばれた。
今年度、各部門の知事賞受賞者は次の通り。カッコ内は居住地と年齢。
▽平面=植村博志さん(甲賀市、71)「四月の雨」油彩▽立体=岩崎高志さん(近江八幡市、60)「夏の少女―想―」塑像▽工芸=牛原龍一さん(湖南市、58)「進化の刻」陶磁▽書=神戸雅子さん(栗東市、63)「秋風」。
また、県では2016年の第70回県展を機に、入賞を重ねる出品者の功績を顕彰する目的で「アートマスター」の称号を創設した。「アートマスター」は、同年から特選以上を6回以上獲得(知事賞は特選2回分に換算)した作者に委嘱され、認定後5年間、審査対象外として県展で作品発表の場が提供される。
このたび県から初の「アートマスター」となったのは、今年、立体で知事賞を受賞した岩崎さん、工芸で特選となった藤井誠司さん(近江八幡市、69)、書で特選となった今居青桃さん(草津市、72)の3人で、各人に西嶋栄治副知事から認定証が授与された。
西嶋副知事は認定証授与式でそれぞれの創作活動について尋ね「3人の受賞が大変誇らしい。これを契機に、後に続く人への指導や新たな作品制作にも継続して取り組んでほしい」と祝福した。







