国政刻刻 農林部会の視察に行ってきました
さる11月6日から3日間、自民党農林部会の視察で北海道と鹿児島県に行ってきました。初日の6日は網走地区で砂糖の原料であるてん菜畑や砂糖工場を視察して意見交換を行いました。関係者からは、健康志向の高まりから1人当たりの砂糖の消費が減少していること、病害虫によりてん菜が甚大な被害を受けていることなど聞かせていただきました。また翌日は十勝地区に移動して大豆や小豆などの豆類の大規模な貯蔵施設を視察したのちに意見交換を行いました。十勝といえば十勝小豆が有名ですが、今年は新型コロナの影響により観光地で買い求められるお菓子の需要がほとんどないため、原料となる小豆や砂糖が全く売れずに在庫が残っているので今年取れる分は倉庫に入りきらないという厳しいお話をいただきました。
最終日には鹿児島県に移動して大隅半島の鹿屋市に赴き、特産物でもあるさつまいものほ場を視察しました。食用ばかりイメージするさつまいもですが、食用以外にもでんぷんや焼酎の原料としても利用されており、鹿児島県では地域経済を支える重要な作物となっています。しかしここでも近年ウイルス性の病原菌にさつまいもが侵されているそうです。今のところ土壌を消毒したり品種を変えたりしながら対応しているものの根本的な解決にはいたらず、農家の間では不安が広がっているとのことでした。稲作中心の兼業型農業が多い滋賀県の実情しか知らなかった私にとって、大規模な専業農家の多い地域の畑作農業にこれほど深刻な問題があることをはじめて知り大変勉強になりました。
新型コロナの影響はまだまだ続きます。比較的ダメージの少ないといわれる農業分野も飲食業や観光業の不振の影響を受けて苦境に陥っています。お米の問題もこれからです。地域の農業が継続していただけるように、引き続きしっかりと取り組んでまいります。






