今年のイナズマチャリティーオークションの売り上げ全額
【県】 歌手で県ふるさと観光大使の西川貴教さんがこのほど、大津市京町4の県公館で三日月大造知事を表敬訪問し、今年のイナズマロックフェス内で行われたチャリティーオークションの売上金173万1301円全額を県へ寄付した。
西川さんは2008年に同大使に就任し、「音楽を通じて地元にお返しがしたい」と翌年の09年から草津市の烏丸半島を会場に「水の未来に声をあげろ!」をスローガンとした同フェスを始めた。毎年、同フェスの売り上げから一部を県へ寄付しており、今回の寄付を含めて累計3072万7050円になる。
特に今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、全国各地のライブハウスなどをインターネットで中継し、西川さんも県庁知事室や本館階段前などで演奏を行うなど、同フェス初のオンライン開催となった。これまでは入場券などの売り上げから県への寄付が行われてきたが、今年は参加アーティストらによるイナズマチャリティーオークションの売り上げ全額が滋賀応援寄付として寄付された。
県公館で西川さんは三日月知事に目録を贈呈、県は返礼として琵琶湖の水草を原料にしたガラス製の花器とこのほど偶然発見された県警察職員だった西川さんの祖父が現役時代に派出所で使用していたネームプレートの実物を贈った。
西川さんは同フェスについて「今年は収容人数を気にせず、世界中に県を知ってもらえる新たな機会となったと考えている」と振り返り、来年は9月18、19日の開催予定としていることを発表し「来年は滋賀に来てもらい、県民や来場者にもっと滋賀県の素晴らしい風土に触れてもらえるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。
三日月知事は「コロナ禍で大変な中、イナズマロックフェスを準備してもらったのを嬉しく思った」と述べ「西川さんが未来につながるようなメッセージを発信していただいていることがより共感を生んでいる」と日々の大使としての活動に感謝を伝えた。
今年度の寄付について県は、外来生物の駆除や次世代育成など「琵琶湖を守る取り組みに活用する」としている。







