第22回糸賀一雄記念賞
【全県】 公益財団法人糸賀一雄記念財団は14日、障害福祉などの分野に尽くした個人・団体に授与する「第22回糸賀一雄記念賞」と、今後の活躍が期待される個人・団体へ贈る「第6回糸賀一雄記念未来賞」の授賞式を、ホテルニューオウミ(近江八幡市)で行う。
今年の糸賀一雄記念賞の受賞者は、一般社団法人福祉フォーラムin別杵速水(べっきはやみ)実行委員会(大分県別府市、湯沢純一理事長)。
同団体はとくに「インクルーシブ防災」に力を入れ、災害にあっても障害のある人や高齢者への福祉支援を途切れることなく提供する先進的な防災事業「別府モデル」として注目されている。
具体的には、日常から地域・福祉・行政と連携し、地域住民からの支援を組み込んだ個別計画を災害時のケアプランとして作成し、日常から訓練を行う仕組みを構築している。
未来賞
子ども支援の徳丸ゆき子さん
情報格差解消のNPO法人
また、糸賀一雄記念未来賞の受賞者は1個人1団体で、大阪市を拠点に子どもの貧困問題に取り組む徳丸ゆき子さん(NPO法人CPAО理事長)と、情報弱者の教育活動などに取り組むNPO法人インフォメーションギャップバスター(横浜市、伊藤芳浩理事長)。
徳丸さんはNGO勤務を経て2013年、NPO法人CPAО(シーパオ)を設立。安否確認や掃除の手伝い、子どもを預かるなどの家事育児サポート、困りごとの相談などの親子ぐるみの全面支援を行い、さらに居場所に来られない親子には個別に食事などを自宅に配達するアウトリーチに力を入れる。
インフォメーションギャップバスターは、情報社会が進展する中で、障害の有無、高齢を理由に情報格差が広がらないよう、入門・実践のセミナー、障害者ダイバーシティに関する意見交換、電話リレーサービスなどの活動を実施している。
授賞式は、新型コロナ感染症の感染拡大抑制のため、受賞者と関係者に限定して、表彰式、記念スピーチを行う。
このほか、15日午後2時からは、糸賀一雄記念賞の受賞者を祝うため、糸賀一雄記念賞第19回音楽祭が開催される。障害とジャンルを越え、個性豊かに「表現の喜び」を発表する。今年は栗東市からオンライン無料配信。詳しくは「糸賀一雄記念賞音楽祭と障害のある人の表現活動発信ウェブサイト」。









