県民には感染症予防の徹底を改めて強く呼びかけ
【県】 3日、甲賀市の特別養護老人ホームで新型コロナウイルス感染症のクラスター(集団感染)が発生したことを受け、同日夕方に臨時記者会見を開いた三日月大造知事は県民に向けて改めて「手洗い、マスクの着用、人と人の距離を取るといった基本的な感染症予防対策の徹底と、運動をする・休養をとる・栄養のある食事をとる・ストレスをためないなど、免疫力を高める生活を心がけるように」と呼びかけた。
県によると、同事業所では同日、入所者と職員合わせて13人の陽性が確認された。このうち、入所者で陽性となった人には90歳代以上の高齢者や認知症を患っている人も含まれていた。
また、同日は1日のうちに県内で確認された新規陽性患者の数が18人となり、それまでの最多数を更新した。
会見で三日月知事は、高齢者の介護関連事業所として県内初のクラスターが発生したことについて「まずは命を守る、必要な治療を行うことに万全を尽くす」とし、「緊張感を持って対応していく」と体制を強化していくことを述べた。
同事業所に関しては、その他の入所者、職員、ショートステイ利用者、デイサービス利用者全員を対象に抗原検査を実施。さらに、今後の同感染症対策として、県では病床数を増床に向けて調整を始めた。
三日月知事は、県内の事業者に対しては「感染症予防対策実施宣言書」の掲示やSNSのLINEを用いた「もしサポ滋賀」の活用を呼びかけていくとし、「これまでにない状態や数で新規陽性が増えている状況は、多くの人が不安を覚える一つの原因だと思う」と述べ、「今一度、全世代の県民が誰かを感染させてしまうリスクを想定した生活を心がけることを強く呼びかけていく」としている。







