自治刻刻 パンデミックはまだまだ続く
新型コロナウイルス感染症は、3月26日現在、本県で6人の感染が確認され、うち2人は東近江市在住の方です。WHO(世界保健機関)は11日、この感染が世界に拡散し流行しているとしてパンデミックを宣言しました。事実世界中で40万人以上が感染し死者も1万8千人を超え、さらに拡散を続け事態は相当深刻な状況になっています。欧米においては、この状況を第二次世界大戦以来の危機的状況にあるとも報じられています。
本市においては、感染防止のため、不特定多数で飲食が伴うイベントや、閉鎖された空間で行われる大規模な行事やイベントを中止又は延期の措置をとり、市民の皆さまにも自粛を呼び掛けております。また、市立の小中学校は、3月3日から休校の措置をとっています。
かつて経験したことのない大規模な危機事態に直面する中で、誰にも対応の正確なノウハウは分かりません。ただ、日本の科学技術、医療レベルの高さを信じて専門家の見解に基づく対応を誰もがとるべき時であります。
インドでは、手洗いをするにも水がないという報道も耳にしました。私たちの国は、SDGsが言う「安全な水」の供給と衛生面の充実はとっくにクリアしており、一人一人が感染予防の基本的事項をしっかり守っていけば、必ずやこの危機的事態から脱出できるものと思います。
一方、気を付けなければならないのは、このような事態においては根拠のない風評が流布され、その風評が様々なパニックを起こすことです。今回の新型コロナウイルスがトップニュースになった初期において、およそ関係のないトイレットペーパーが店頭から消えてしまったような現象です。
私たちは、危機管理の極意は「正しく恐れる」ということを今一度肝に銘じ、いたずらに過大反応をしないようにしなければならないと思います。そのためにも、正確な情報を迅速に市民の皆さんにお知らせするということを行政の責任として実行しなければなりません。
パンデミックはまだまだ続きます。たいへん厳しい状況ですが、現状をしっかり把握し、市民の皆さんの協力のもとにこの危機を乗り越えていきたいと考えます。






