来年1月18・19日 製作スタッフ、出演者が抱負語る
【米原】 来年1月18日、19日の両日、県立文化産業交流会館(米原市)で開催される「長栄座」新春公演に向けて、監修の久保田敏子京都市立芸術大学名誉教授ら製作スタッフや出演者による記者会見が開かれた。
「長栄座」事業は、明治の芝居小屋を再現した会場で伝統芸能を観覧することで、庶民の大きな楽しみだった芝居見物や伝統芸能の魅力を味わってもらおうと、2011年から実施されているもの。
今回は、新春コンサート「音楽巡礼~和楽器と歌でめぐる湖国滋賀」(1月18日)と、選りすぐりの古典芸能を楽しむ「祝ふ令和 動物の芸能百花」(同19日)となっており、監修を手がけた久保田氏は「分かりやすく、敷居の低い、芸術性の高いものを目指したい」と意気込みを語った。
1月18日の新春コンサート「音楽巡礼」は、和楽器と声楽で湖国の情景を巡る。曲目のひとつ「琵琶行」は、唐の詩人・白居易の長編抒情詩をモチーフに、映画ゴジラの楽曲で知られる故・伊福部昭氏が作曲したもので、従来の筝より音域の広い25弦筝で演奏。奏者の日原暢子氏は「悠久の調べを聞いてもらえれば幸い」と語っている。
また、人気の邦楽作曲家でスイーツグルメの池上眞吾氏が、「湖のくに生チーズケーキ」から着想を得たオリジナル曲、「近江の地酒 スイーツ紀行」を披露する。
また、1月19日の古典芸能選「祝ふ令和 動物の芸能百花」は、奇しくも干支で一番のねずみで令和初の新春を迎えることから、「多くの動物が初春を祝うワクワクする舞台」(企画・構成・演出の前原和比古氏)となった。
邦楽合奏「鳥獣戯曲」、長唄舞踊「臥猫」、落語「鴻池の犬」、地歌「曲鼠」、狂言「猿聟」などバラエティ豊かなラインナップとなっており、狂言「猿聟」に出演する能楽師の井上松次郎氏は、「猿のコミカルな演技を楽しんで」とPRした。
チケットは、新春コンサート「音楽巡礼」一般2500円、青少年(25歳未満)1500円。古典芸能選「祝ふ令和」一般3000円、青少年(同)2000円。2公演ともに当日各500円増。就学前の子どもの入場は不可。
購入は、文産交流会館(TEL0749―52―5111)のほか、ひこね市文化プラザ、ローソンチケットなど。






