自治刻刻 「今こそ日野川河川整備の加速を」
今年も多くの台風が我が国に襲来し、各地に多くの被害を与えました。
特に、千葉県を中心とする台風15号の大規模停電や台風19号の東日本広域にわたる河川の決壊・土砂災害による激甚な被害など今後に向け大きな課題が残されたところです。
さて、日野川の改修につきましては、沿川3市2町で構成する日野川改修期成同盟会や議会、地元自治会の各協議会等が総力を挙げ、これまで国・県に対し早期抜本改修の要望を重ねてきました。
この長きにわたる取り組みの成果として、ここ一年大きな前進がありました。
日野川は河口から上流に向かって改修が進んでいますが、巨額の費用を要するJR橋架け替えが大きな課題となっていました。
今般、国の「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策事業」に関し新設された「個別補助事業」としてJR橋架け替えが「大規模特定河川事業」に採択され別枠予算(9年間70億円)の予算付けがされました。
今後、9年をかけてJR橋架け替え工事を進められ、善光寺川合流点までは令和10年代後半には完了見込みです。
一方、善光寺川合流点より上流につきましては、平成22年策定の現東近江圏域河川整備計画では整備実施区間に認定されておらず、上流部まで整備実施区間の延伸を行うためには、現河川整備計画を見直す必要があります。
そのための手順として、平成30年に県による航空測量を実施、令和元年から河道概略検討を行い、関係市町との意見交換により合意形成を図ります。その後、河道予備設計、環境調査を経て河川整備計画変更を地方整備局に申請、認可後に変更となりますが早くても5年程度の時間と多大な労力が必要となります。
実際の善光寺川合流点より上流部の工事着手は令和10年代後半になると思われますが、今までのように、「何時になったら」という疑問に対しては一定の目途が得られたと思います。
上流部の整備には、今後5年間が日野川改修を進める上で大変重要な時期となります。
避難体制の整備などソフト対策と、堤防強化や維持管理で安全を確保しつつ、一日も早く抜本改修が進み「安全安心な暮らしができるよう」関係者全員総力を挙げ取り組んで参りたいと思います。
皆様の御理解と御支援を宜しくお願いいたします。






