自治刻刻 アニメーション
大空を自由に飛びまわる鉄腕アトム。主題歌のリズムは軽快。小学生のころ「鉄人28号」「天才バカボン」「オバケのQ太郎」などテレビでは漫画ばかりを見ていた気がします。スポーツ根性ものの「巨人の星」「アタックNo.1」も欠かさず見ていました。漫画がアニメ(アニメーション)といわれるようになってからは宮崎駿監督の「紅の豚」が気に入っています。
7月、京都アニメーションの放火殺人事件が起こりました。たくさんの方が献花をされました。「京都アニメーション(の作品)によって、自分は励まされた。救われた」と話されています。人に寄り添う作品が心に響き、それぞれの人生を応援したのだと思います。日野町の旧鎌掛(かいがけ)小学校の校舎は「中二病でも恋がしたい」のモデルであり、「聖地」を訪れる人もあります。優勝劣敗、競争が幅を利かす社会は「息苦しい」。ゆとりをもって自分らしく生きることができる社会が必要なのではと思います。
ところで、朝ドラ「なつぞら」の主人公のなっちゃんは漫画映画・テレビをつくるアニメーター。人の心に響く作品づくりが信条です。なっちゃんは結婚し出産しました。当時は「女性は結婚したら退職する」「子どもができたら退職する」ことが少なくありませんでした。なっちゃんは「産休が明ければ契約社員」という会社の考えを職場の仲間の応援で押しとどめ正規社員で働き続けることになりました。子どもが1歳になるまでは夫が家で翻訳の仕事をしながら育児をし、1歳からは入所できる保育所を探す予定です。当時は、産前産後休暇は6週間、育児休業は教師や「看護婦」などしか認められていませんでした。仕事をしながら夫婦が共同して育児し家庭を営む状況が描かれています。
宮崎駿監督のアニメで闘いのシーンが無い珍しい作品「となりのトトロ」、サツキとメイを乗せて走るネコバスのシーンは爽やかで微笑(ほほえ)ましい。一人ひとりが大切にされるやさしい社会を実現するために力を合わせましょう。






