自治刻刻 まんぷく
♪あなたとトゥラッタッタ♪朝からとぼけた中にもパンチのきいた歌声で始まるNHK朝ドラ「まんぷく」。元気な気持ちになります。主人公の今井福子(いまいふくこ)は、友人から「福ちゃんは嫌いな人いないでしょ」と言われるくらい明るく素直でひょうきんなお嬢さん。大阪のホテルの受付けで笑顔で接客していました。
やがて戦争が身近にせまり大阪も空襲をうけ田舎に疎開、夫の萬平(まんぺい)にも赤紙(召集令状)がきました。国民に正しい情報が知らされず言論が封じられる軍国主義の時代。萬平が軍需物資の横流しの濡れ衣を着せられ憲兵に逮捕、拘禁、拷問され自白を強要される場面がありました。福子は、矢も盾もたまらず、憲兵隊に直訴しますが憲兵に突き飛ばされてしまいます。
戦前戦中、憲兵や特高警察が人権を蹂躙(じゅうりん)することがまかり通りました。こうした辛苦の「教訓」のもと日本国憲法の第3章には基本的人権が規定されました。不当に逮捕や抑留、拘禁されない権利とともに「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる(36条)」とあります。
蹂躙といえば、沖縄は、琉球処分、地上戦、米軍占領、基地建設という「痛苦」の歴史があります。だから平和、民主主義、自治に対する思いが強く根付いているのだと思います。沖縄県知事選挙につづき、豊見城(とみぐすく)市、那覇(なは)市の市長選挙でも辺野古(へのこ)基地建設反対を掲げる候補者が勝利しました。沖縄で憲法の精神がしっかりといかされなければなりません。
菊花(きくか)の香りが深まり行く秋を感じさせてくれます。文化祭の季節です。各地区公民館やわたむきホール虹、図書館で作品展示や芸術発表、模擬店など盛りだくさん。是非お出かけ下さい。
11月3日は「自由と平和を愛し文化をすすめる」文化の日。「自由と平和とを愛する文化国家を建設するやうに努めたい」(日本国憲法公布式典の勅語)と誓い憲法が公布された日です。一人ひとりが個人として尊重され、個性が花開く文化の薫り高い町をめざしたいと思います。






