五個荘地区・合田 容子さん
結婚と引越しで仕事を退職、さらに出産と育児で仕事をしていない時期があり、復帰を考えた時に、子供もまだ小さく、たとえ遠くまで通っても自分の経験を活かした仕事を探すか、家の近くで出来る経験とは関係ない仕事を探すかで、とても悩んでいました。仕事の経験は、広告制作やロゴデザイン、イベント企画運営、販売、商品企画、営業事務など多岐に渡り、どの職種で仕事を探すかというのも悩みの種でした。
ちょうどその頃に、五個荘地区の協力隊の話を耳にし、今まで仕事で培って来た技術を総合的に活かせるのでは?と思った事、仕事のブランクがあっても応募しやすい状況だった事などがきっかけになって、五個荘地区の地域おこし協力隊に応募しました。
五個荘地区は、都会的な便利さと、ふと目をやると山の緑が目に入る自然の豊かさが両立していて住みやすく、まち協の方や市職員の方、地域の方にも本当に良くして頂いています。
五個荘地区の協力隊募集時の課題は「近江商人」と「中山道」をPRする事。私の活動はそれに沿って行っています。
1年目では、地元の商店さんのお土産品のパッケージデザインをさせて頂き、それもきっかけとなって、まち協さんと協働で五個荘地区のキャラクター「てんびん坊や」の三代目のデザインをさせて頂くことになりました。デザイン案の人気投票も企画し、現在、五個荘のコミセンや、東近江市内の全図書館で投票を受付中で、11月頃にはweb投票も開始予定です。
三代目の「てんびん坊や」は2019年の4月から活躍予定で、今回の選挙を通じて住民の方や市内外の方に、「てんびん坊や」の存在を広く知って頂くことで、五個荘の地から発祥した近江商人が全国に商圏を広げていったように、住民の方が選んだ三代目の「てんびん坊や」のデザインを全国に向けて発信していきたいと思っています。
2年目以降は、三代目の「てんびん坊や」を使った「五個荘のお土産」作りにチャレンジすると共に、五個荘を含む湖東の地で古くから営まれてきた麻布産業に着目、五個荘にも麻布の生産業にご尽力されていらっしゃる方がいる事、五個荘地区の近江商人が最初に持ち下って商売を始めた商材が「麻布」であった歴史を生かして、麻布の小物などもお土産品として生産できればと考えています。
商品を作る際には、製作側、販売店の両方にきちんとお金が回って、お客様にも喜んで頂けるように意識して、「近江商人」の教えである「三方よし」を新しい形で実践して行きたいと思っています。






