自治刻刻 すずめの青春
木々の若葉が緑に映える季節。NHK朝ドラ「半分、青い。」の主題歌は五月の風のように爽やか。主人公の楡野鈴愛(にれのすずめ)は1971年生まれの高校三年生、明るくてユーモアがあります。仲良しの幼馴染四人もやがて高校を卒業しそれぞれの道を歩みます。鈴愛は同じ日に生まれた律(りつ)くんを「マグマ大使の笛」を3回吹いて窓辺に呼び出します。「友達関係」なのに時々お互いに胸がキュンとなります。青春・・・。お祖父さん役の中村雅俊(なかむらまさとし)がギターを弾き歌う「あの素晴らしい愛をもう一度」。1970年代のドラマ「われら青春!」、「俺たちの旅」を思い出します。フォークソングもよく歌われました。ベトナム戦争(1960年~1975年)もあり反戦歌も。
ところで朝鮮戦争の勃発は1950年、3年後、休戦協定が発効され北緯38度線が軍事境界線に。そして、65年間の時間を経て4月27日、韓国文在寅(ムンジェイン)大統領、北朝鮮金正恩(キムジョンウン)委員長が板門店(パンムンジョム)で会談。「戦争の終結、朝鮮半島の完全非核化」を宣言しました。「宣言」がどのように具体化されるのか楽観は出来ませんが「ミサイル発射実験」を繰り返し、一触即発の緊張を高めていた状態から「対話」の状態になったことはいいことです。
ところで、日野町は韓国の恩山面(ウンザンメン)と姉妹都市交流をしていますが、韓国で「韓日合併36年」という言葉を聞いたことがあります。朝鮮半島が1910年(韓国併合)から太平洋戦争敗戦の1945年まで日本によって植民地化された期間を意味します。こうした痛苦(つうく)の歴史を踏まえ、日本は最も近い隣国として役割を果たす必要があります。そして、その基本は、世界に誇る平和憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」という理念だと思います。
「戦争を知らない子供たち」というフォークソングがありますが、戦後生まれが多数になる中で、戦争の歴史と実相をしっかりと掴み「戦後」がずーっと続くよう力を合わせましょう。






