東近江バイオレッツ
女子硬式野球のクラブチーム「東近江バイオレッツ」が昨年10月に発足した。
4月からの本格始動を前に、現在、登録選手やユニホームなどの最終調整に入っている。
東近江に住んで働く
全国初の地域密着型チームへ
近年、4球団で構成される女子プロ野球リーグなどの活躍で、全国で女子野球の人気が盛り上がっている。華あるプレーは観客をも魅了し、ファンともに競技人口も増加、女子野球チームを持つ企業や各地のクラブチームなども増えてきている。
しかし、滋賀県内には女子硬式野球チームが1つもないのが現状で、そんな中、株式会社中嶋総業(東近江市池庄町)の中嶋輝代表が東近江未来会議「立志舎」に呼びかけ、東近江市から新たなチームが誕生した。
東近江バイオレッツの特徴は、全国初の地域密着型チームであること。選手たちは、市内の企業で働きながら日々の練習に取り組むほか、各自治体などで問題になっている空き家をシェアハウスとして利用し、地域に根づいたチーム作りを図る。
総監督には、京都両洋高校女子硬式野球部の上田玲監督が就く。女子野球日本代表を経験し、関西初の女子硬式野球クラブチームを創設した上田監督の信頼は厚く、「監督についていき、女子野球の立ち上げに関わりたい」と、同校選手をはじめ、共感する県外の有力選手やコーチ陣もチームに加わった。
上田監督は「多くの企業、クラブチームがある中で、郷土チームという認識を持って、チーム立ち上げに魅力を感じてくれた選手やコーチがついてきてくれてうれしかった。地域の人に応援してもらえるようなあったかいチーム作りをし、それに応えるだけの高い野球レベルを目指していきたい」と熱い思いを語る。登録選手の中で最年少の中嶋優菜さん(18)と横山彩美さん(18)も「日本一を目指せるチームにしたい」と意気込んでいる。
今後はプロリーグの下部組織に位置し、クラブチームなどのアマチュア組織が出場する全国大会やリーグ戦に参戦する。チーム名は市の花「ムラサキ」から命名され、真っ赤に染まる市の木「イロハモミジ」がチームカラーとなる。
(古澤和也)
代 表
・中嶋 輝
(株式会社中嶋総業)
総監督
・上田 玲
(京都両洋高校女子野球部監督)
コーチ
・竹田慎平
(大阪体育大学女子硬式野球部コーチ)
・松浦美佳
(京都両洋高校女子野球部コーチ)
選 手
・中嶋優菜 18 滋賀
(京都両洋高)
・横山彩実 18 福岡
(京都両洋高)
・尾崎香保 20 和歌山
(MSH医療専門)
・蝦名郁美 22 青森
(至学館大学)
・嶋 倫子 23 大阪
(石巻専修大学)
昨年12月11日現在










