親子での参加も呼びかけ
【東近江】 東近江市札の辻2丁目にある村田製作所テニスコート上では、毎週月曜日の午後6時半を過ぎると、硬式テニスをプレーする子どもや大人の元気な声が飛び交う。
仲間と楽しくラケットを振るのは、週に一回開かれている「ニコニコ親子テニス教室」に通う家族らだ。
近年、テニスプレーヤーの錦織圭選手の活躍で、テニスを始める子どもたちの競技人口が各所で急増している反面、テニススクールなどに通う生徒数がパンク状態にある。
テニスを始めたくても通うスクールがなく、限りあるテニスコートもスクールが活用している場合が多い。スクールに通うも経費が高かったり、また、大会に出場したくても、経験豊富な選手が出場する大会が多く、気軽にプレーを楽しむ子どもたちが出場を躊躇してしまうなど、厳しい現状がある。
そんな中、ラケットを持ったことがない人でも楽しくプレーしてほしいと、村田製作所のOBが昨年9月に同教室を立ち上げ、東近江市テニス協会の協力のもと活動を続けている。簡単に始められるようにと参加者の経費も最小限に抑えた。
また、テニスの辛さや楽しさを子どもたちと共有してもらうために、親子での参加も呼びかけており、だれでも楽しくテニスが続けられると、今では立ち上げ当初の2倍の人が通う。
教室生とともに汗を流すテニス協会の片岡一寿理事長は「こういった活動が県内全土に広り、子どもたちのスポーツ環境が良くなっていけば」と話している。






