県警から県教委への照会で発覚
◇東近江
県教育委員会は3月30日、飲食の席で言い争いになり知人の男性に暴力をふるって全治3か月の重傷を負わせ、教員の社会的信用を失墜させたとして、東近江市立玉緒小学校の男性教頭(50)を停職6か月の懲戒処分にした。男性教頭は同日付けで依願退職を届け出て、受理された。
県教委によると、男性教頭は昨年8月22日午前1時頃、3次会で立ち寄ったラーメン店(彦根市)で、子どもに対する虐待や体罰といった教育問題について知人と言い争いになり、激昂してジョッキで相手の左ほおを1回殴った。この時、相手は上唇を裂傷するほか、左ほおの打撲など全治3か月の重傷を負った。
これを受けて被害者は同年10月13日、彦根署に被害届を提出。男性教頭は11月5日、12月26日の2日間、同署で事情聴取を受け、さらに1月19日に在宅起訴されたにも関わらず、勤務校の校長に報告していなかった。
しかし、今年2月16日、県警から県教委へ照会があって発覚。玉緒小学校長が本人に対して事実確認を行った。本人は2月20日から自宅研修していた。
県教委によると、男性教頭は「迷惑をかけて誠に申し訳ない。指導する立場の認識が足りなかった」と反省し、校長への報告を怠ったことに「管理職が不在になると学校行事ができなくなると独りよがりの判断をした。報告しなければ、学校に居続けられるとも思った」と話しているという。





