25日の「まちづくりフォーラム」に向けて
「“わがまち竜王町”まちづくりフォーラム」の目的はなんですか
昨年十一月から町内各地区で開いてきた「まちづくりタウンミーティング」の総括とこれからの具体的な取り組みを示す場として開催します。若い世代のまちづくりへの参画機会を広げることと、一人でも多くの人に参加していただきたいと五百人を想定し、準備をしています。フォーラムでは、東国原英夫氏を講師に招き「地域の活性化とその実現に向けて」と題した講演会を開きます。東国原氏は、平成十六年三月の早稲田大学卒業時の卒業論文に当時の市町村合併をテーマに竜王町を取りあげていました。その中で「竜王町独自の高齢者医療費の助成制度など高い行政サービスが合併で消えてしまうのではと懸念し、今だ、静観の構えである」と述べていました。参加者の皆さんに今の竜王町を知っていただき、今後のまちづくりに取り組むための「オール竜王」のスタートとして位置付けたいと思っています。
約三か月のタウンミーティングでは、どのような成果がありましたか
竜王町は「新たなまちづくりのための五つの基本政策」(1)成長戦略の策定、実践、実行(2)教育、福祉、医療、社会インフラの充実(3)魅力ある農業の創生(4)安心安全のまちづくり(5)高品質の行政サービスの提供を提示し、意見や提案等を直接聞いてきました。膝を突き合わせたミーティングでは「宅地を増やしてもらうことはできないのか」、「若い人や町内在勤者の住居不足が人口減少のひとつの原因かもしれない」、「工業団地誘致に力を入れて財政確保をしていただきたい」、「町民が町内で働ける工場を増やすことはできないか」、「日野川(天井川)の河川改修工事を早期に進めてもらいたい」、「次世代が安心して暮らせる町にしてほしい」などの要望や意見が寄せられました。現在、まとめの作業をしているところです。二十五日の「まちづくりフォーラム」で総括します。
町の未来に向けて取り組むべき最大の課題は何とお考えですか
まず人口減少と財政確保です。人口減少を食い止めるには、子育ての環境づくり、定住者を増やすための住居確保を考えています。企業誘致による雇用拡大に加え、町内での起業家を増やしたいと思います。大きな財源確保が想定できる工業団地誘致に関しては、区画が大きいため時間はかかると思いますがしっかり進めていきます。また、高齢者が多くなってきたことで、高齢者の環境づくりが不可欠です。高齢者の生きがいづくりやボランティア活動の推進も大切な課題です。昭和四十九年にダイハツ工業が、五十六年には名神竜王インターができました。工業化とインターの二つがエンジンとしてその後の発展を支えてきましたが、今、少し立ち止まっている状況だと思います。これから「オール竜王」で知恵を出し合って、住みやすい町にしていかなくてはなりません。
(聞き手・金澤恵子)






