「攻め」と「冷静さ」持ち「一戦一勝」で頂点目指す
◇東近江
第八十九回選抜高校野球大会に滋賀学園高校(東近江市建部北町)が二年連続出場を決めた。
二十七日午後三時二十八分ごろ、選考委員会本部から決定の連絡が、校長室で首を長くして待機していた安居長敏校長のもとに届いた。「ありがたくお受けいたします。みなさんに喜んでいただけるよう、精進を重ねて大会に臨みたいと思います」と応答した安居校長は、選手たちが待つ体育館へ。
集まった選手たちに安居校長が「第八十九回選抜高校野球大会出場が決定しました。二年連続です、おめでとう。みなさんの素直なプレーと日頃の成果を十分発揮した力強い試合運びで、一戦一戦大事に戦って、今年は頂点をぜひ目指してほしい」と、祝福と大会に向けた激励のことばを伝えた。
田井改周主将(二年生)が選手を代表して「自分達のプレーをして一つ一つ勝って、がんばっていきます」と力強い決意を表明。校長、監督、部長らを次々と胴上げし、主将の「一戦一勝」のかけ声に合わせて全員が体いっぱいを使って喜びを表現した。
山口達也監督は、「ホッとしている。身の引き締まる思い。(昨年ベスト8の)経験者もいるので、一つ一つ自分達の野球をやる。“一つ一つ”をキーワードに、一歩一歩階段を登りたい」と大会への意気込みを語り、「二年連続ということで前回の成績を上回るというより一つ一つ階段を登って行きたいので、ご声援よろしくお願いします」と、地元、東近江市民に熱いメッセージを送った。
田井主将によると、今年のチームは攻めの部分と冷静な部分を兼ね備えたバランスの良いチームだという。安居校長は「二年連続なので、去年以上にプレッシャーを感じています。(昨年の)一回だけだと『たまたま行けた』ということになる。昨年の夏の甲子園に行けなかったので、ぜひもう一度甲子園にという思いで野球部は練習してきた」と、選手たちの活躍に期待している。
滋賀学園は、昨年の県秋季大会優勝、秋季近畿地区大会ベスト4の成績を残したことが認められた。大会は、三月十日の抽選会で初戦の相手が決まり、同十九日から十二日間、阪神甲子園球場で熱戦が繰り広げられる。
(松村好浩)






