自治刻刻 「女性が羽ばたく年に」
今年は一段と女性が活躍する年になる予感がします。NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」が始まりました。柴咲コウさん演じるヒロインは女領主・井伊直虎。言うまでもなく井伊家は代々、彦根藩主を務めてきましたが、そのルーツは現在の静岡県西部の遠江(とおとうみ)井伊谷。井伊家当主の一人娘おとわが、一族の男子が戦死や処刑で次々いなくなり、直虎と男の名を名乗って家督を継ぎ、のちに「徳川四天王」の一人で彦根藩初代藩主となる井伊直政の後見人として井伊家をお家断絶の危機から救ったという人物。史料が少なく余り知られていないだけに、戦国の乱世にあって数奇な運命を貫いた直虎の生き方が、幅広い分野で女性の活躍を応援するように思えるのです。
女性の活躍といえば、昨年初の女性都知事に就任された小池百合子知事。都知事選出馬の際、「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」という名言は記憶に新しいことと思います。当選後は築地市場の豊洲移転問題や2020年東京五輪会場・大会費用問題など、加えてベストドレッサー賞、知事に就任以来、その動向はメディアが目の離せない状況です。
一方、米大統領選では大方の予想に反してドナルド・トランプ大統領が誕生しました。もしヒラリー・クリントン氏が女性初の米大統領に就任していたら・・? アメリカはもとより日本や世界各国が様相のまったく違った新年を迎えていたのではないでしょうか。少なくとも女性が登場する場面や女性の発言がより多く見られたのではないかと想像します。
大河ドラマの主要舞台は残念ながら彦根ではないようですが、直政や幕末の大老直弼につながる先祖の一人の女性の生涯が描かれます。
竜王町でも昨秋女性の総務主監を迎え、さっそく女性職員によるプロジェクトチーム(PT)「すまいる接客アクションプラン検討会」を立上げ女性や生活者の目線を大事にした新たな取組を開始しました。
今回は、親切丁寧な行政サービスの向上という観点からアクションプランを立案し職員の意識改革や取組へつなげてもらいましたが、今後は「次世代に誇れるまち」「次世代が誇れるまち」を創るため、より柔軟な発想や感性で町民の皆さまとともに女性の力を発揮してもらいたいと思っています。
2017年を女性が鳥のように大きく羽ばたく年にしたいものです。






